概要
大食いや早食い、この場合は競技としてのフードファイトを生業とする者のこと。和製英語であり、海外では同様の存在を「Competitive eater」(あえて日本語に訳すなら「食べることを競う人」というような意味)と呼び、アスリートの一種として扱うことも多い。
Pixiv内では著名なフードファイターたちを描いた作品のほか、とくに競技に挑んでいない単なる大食いキャラの作品も多い。
日本では『全国大食い選手権』→『元祖!大食い王決定戦』(テレビ東京)で一般視聴者が競い合う様子が放送されたことにより、出場した選手たち個人にも注目が集まるようになり、また選手たちが番組以外の大会で活躍する様子が伝えられたことで「フードファイター」という存在が認知されるようになった。
著名なフードファイター
- 赤阪尊子…通称「女王赤坂」。活動を始めた1990年代当時は珍しかった女性ファイター。甘いものを得意としており、試合中に食欲増進と称して大量に砂糖を入れた砂糖水を飲むこともあった。
- 白田信幸…「ジャイアント白田」の名前で知られる。195cmの長身を生かしたダイナミックな戦法をとり、早食いも得意としている。
- 小林尊…大食い・早食いどちらも得意としている。現在はアメリカを拠点に活動。世界大会にも数多く出場し、世界記録を複数保持している。
- 曽根菜津子…現在の芸名は「ギャル曽根」。特殊体質による驚異的な消化力と、フードファイターとしては異例の好きなものだけ集中して食べるというスタンスが特徴。ファイターよりもタレントとしての活動が中心である。
- 菅原初代…通称「魔女菅原」。地元の岩手県で開催されたわんこそば選手権に出場した泉拓人が番組に紹介したことでデビューする。ほとんど表情を変えず淡々と大口で食べ進めるスタイルが特徴。
- 佐藤綾里…通称「アンジェラ佐藤」(容姿がアンジェラ・アキに似ていたことから)。オールマイティなメニューを得意としており、男女混合戦でも優勝経験を持つ。
- 佐藤ひとみ…通称「ロシアン佐藤」(初出場の大会でロシア帽を被っていたことから)。一口の大きさを生かした戦法に加え、多くのフードファイターが苦手とする熱いものや激辛も得意としている。
- 三宅智子…通称「エステ三宅」(エステティシャンであったことから)。米(丼ものなど)を得意としている。一時期エイベックスに所属しており、アイドル的な活動も行っていた。
- 木下ゆうか…『大食い王決定戦』では大きく注目されることはなかったものの、YouTuberに転向してからその食事量が話題となった。
- 鈴木隆将…通称「MAX鈴木」。もともととくに大食いではなかったが、トレーニングによりフードファイターとしての能力が開花した。スポーツとしてのフードファイトを強く意識していると語っている。
- もえのあずき…本業はアイドル(コンセプトカフェ「AKIHABARAバックステージpass」キャスト→アイドルグループ「エラバレシ」メンバー)であり、『大食い王決定戦』では初となる「芸能人として参加し、優勝した」パターンである。
- 谷崎鷹人…通称「谷やん」。鍋物や海鮮、肉を得意としている。現在はとくにYouTuberとしての活動が著名である。
- 小野かこ・小野あこ…双子(一卵性双生児)の姉妹で、「はらぺこツインズ」として知られる。大会ではそれぞれ別で出場している。キャッチコピーの一つに「二人で20kgを食べる大食い双子」というものがある。
- 海老原まよい…通称「えびまよ」。熱い上に時間が経つと麺が膨らむことから大食いの中でも難易度が高いとされるラーメンを得意としている。
- 篠原健太…通称「しのけん」。Youtubeチャンネルにてナレーションを入れながら大食いの動画を投稿している。また自身のことを「ヤムチャ」と称すなど謙虚なところもある。
- 新井義人…通称「ラスカル新井」「らすかる」など。好きな食べ物はラーメン。大食いの動画をYouTubeに投稿している。⇒Youtubeチャンネル(外部リンク)
- ジョーイ・チェスナット…ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権で、数多の優勝を飾っておりアメリカ最強のフードファイターの呼び声高い。
- マット・ストーニー…アメリカのフードファイター。ホットドッグ早食い選手権でチェスナットを破ったこともある実力者。Youtubeのチャンネル登録者数は大食い系ではトップクラス。
関連タグ
フードファイト(そのままの意味の他、同名TVドラマも指す)
ガンダムフードファイターズ/アイラ・ハラヘッテルネン 腹ペコなおちゃん