※Amazonのアマゾンプライムにある言葉のPrimeなどとは別物です。
概要
テレビ業界(ラジオ放送を含む)において最も視聴率が高くなる時間帯で、日本の場合19時~23時の4時間を意味する。
同義語に『ゴールデンタイム』があるが、両者の違いは22時台を含むか含まないかの違いしかなく、一般的にはほぼ同義語として使われている。
※なお、YouTubeの生放送については、放送業界用語以外で用いる場合では全く異なる。
この時間帯は各局とも人気タレントを多く起用した看板番組が並び、激しい視聴率争いが繰り広げられていた。
しかし、リーマンショック、東日本大震災以降の自粛ムード、規制強化、SNSによる炎上対策強化、動画サイトの普及、番組のマンネリ化などによる視聴者(特に若者)のテレビ離れが加速し、視聴率は低迷の一途を辿っている。
2016年現在NHKと民放ネットワーク5局の全局合計視聴率は60%を割り込むほどになっており、80%をゆうに超えていたテレビ全盛期と比べて2割以上も落ち込んでいる。かつてはゴールデンタイムで視聴率1ケタだとすぐ打ち切りが囁かれていたが、現在は1ケタでもAクラス(横並びで3位以上)に入ることも珍しくなくなっている。(ただし、テレビ東京は基準が他局と異なる)
かつてこの時間帯は多くの大ヒットアニメ・特撮・アクションドラマ・メロドラマ(トレンディドラマ}・時代劇番組が放送されていたのだが、現在では数えるほどしか放送されておらず、低予算バラエティ番組が大半を占めてしまっている。
昔のテレビが映っている古いVHSやDVDは宝物として後世に伝えたいものである。
アニメ
20世紀にはこの時間帯にアニメが多数放送されていたということは、今日では驚きである。
バブル崩壊以降スポンサーも懐が厳しくなり、さらに少子化や習い事の普及によってゴールデンに新枠アニメを開設しても視聴率が取れず、後継作品が育たなかった。
アニメを多数放送しているテレビ東京系列でさえ2010年代には次々とアニメ枠を手放し、2019年にはドラえもん・クレヨンしんちゃんもついに撤退したため、一度民放のプライムタイムのアニメは消滅していた。2021年現在はテレビ東京系列の金曜19時台枠のみ設置されており、それ以外では『金曜ロードSHOW!』枠でジブリなど日テレ系列のアニメの映画が繰り返し頻繁に放送されている程度である。
表現規制も厳しくなっており、また深夜アニメ・ネット配信アニメでも社会現象アニメが生まれている時代であるため、この時間帯に高い金を出して枠を買う意味も減っている。
ドラマ
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ラジオ
ラジオ放送業界に