概要
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - B】
盾や鎧で武装した騎兵と戦うためにツェペリ一族が開発し、後に失われた技術をジャイロ・ツェペリが復刻させたもの。鉄球の回転に黄金長方形のフォームで走らせた馬の力を加える事で次元の壁をも越える強力な回転エネルギーを生み出すことができる。
時間干渉にも似た力を持つらしく、攻撃を受けたファニー・ヴァレンタインは肉体の急速な老化とそれに伴う弱体化の影響を受けていた。ただ、ジャイロが発現させた際は諸事情により回転が不十分であり、大統領にダメージは与えるが倒すことは叶わなかった。そのため回転が完全なものだった際には更なる能力の発現があったと思われる。
スタンドと同様に人型のヴィジョンを発現させるが、劇中では詳細は明かされなかった。後年発売された画集ではスタンド能力であると明記されている。
黄金の回転は「スタンドという才能に近づくことを目的とした技術」という話も加味すると、第3部のキャラバン・サライや第6部のケンゾーのように、技術を極めた結果発現したスタンド能力だと考えられる。
スキャンの能力が失われた後に発現した能力と言う事もあり、ある意味では失われた能力を進化した状態で新たに獲得し直した、いわばスキャンの進化形と見る事もできる。
元ネタ
オーストラリアのロックバンドAC/DCの楽曲「Ball Breaker」だろう。AC/DC由来のスタンドは他にD4Cやハイウェイ・トゥ・ヘルが挙げられる。