概要
捕獲レベル73の野菜。
名前の通り猛毒を持つ超特殊調理食材のジャガイモで、節乃ですら解毒に成功していない。
その毒はネオソラニンと呼ばれ、フグ鯨の20倍、通常のソラニンの4万倍、致死量は0.01mgという危険なものであり、わずかな熱や刺激だけで形や性質が変化し、これがポテト全体に含まれている。
唯一の調理法は毒を限りなく弱くする事であり、技術さえ習得すれば調理時間もかからない。
そうやって毒を弱めても中毒性があり、個人差で甚大な副作用も引き起こし、ポテトの味もかなり劣化するため正当な調理法として認められていない。
そしてその弱めた毒ですら甲殻類の抗原と強力なアルコールとエレキバナナの毒素に反応し、強烈なアレルギー作用(アニメでは化学反応)を引き起こすというどうやっても美味しく頂けない食材である。
作中ではグルメテイスティングで10点のハズレ食材として登場し、ココとライブベアラーの勝負の鍵となった。
ココの算段はライブベアラーに上記の食べ合わせでポテトを食べられなくして勝利するというものであり、ゴールドシュリンプ(甲殻類の抗原)、太陽酒(強力なアルコール)、そしてエレキバナナを食べさせた。
それに対しライブベアラーはココの種明かしを聞いてるフリをして生分解性のポリマーで胃腸に膜を張り、ポテトが消化されないように対策するも、
小松の真似をして太陽酒のつまみにチーズ白菜を食べていたことが仇となり、白菜の微生物にポリマーのコーティングを分解されてしまったため、ポテトを食べられず敗北してしまった。
マッチ(アニメ版ではココ)「ライブベアラー、お前の負けだ!」
決着後、小松は毒を除去できなかったもののトリコにこれを出し、ココの食べ合わせによる采配とトリコのグルメ細胞への適正もあってトリコはこれを無事完食。彼のグルメ細胞はまた一つ進化し、毒の打ち消しとそれまでのダメージ回復された。
なおメテオガーリックと適合する可能性とジョアがポテトの完全な毒抜きを知っている事が示唆されたが、これが試みられることはなかった(一応、トリコのフルコースのエンドマンモスのステーキの付け合わせの右側にそれらしき物体が見られ、ステーキにはメテオガーリックが乗っている。おそらく作外に毒抜きの調理を覚えたと思われる)。
余談
原作ではページの都合上、即落ち二コマ的に秒殺で返り討ちにしたトリコ達だが、アニメでは戦闘シーンの追加による補完がなされている。ライブベアラーとの一騎討ちする際にココはポイズンアーマーを披露し、撃破直後にノッキングを仕込んでいた。