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概要編集

トリコ』のグルメカジノ編で登場した、食の神経衰弱と呼ばれるカードゲーム。ルールは比較的単純であり、画面の前の諸君でもルールを現実向けに調整し、厚紙ハサミペンお菓子おつまみ等の軽食(26種類)があれば簡単に遊ぶことができる。


用意するもの編集

52枚一組(26種類×2)のカード。表には食材と獲得ポイントが、裏には番号が書かれている。

獲得ポイントは基本的に捕獲レベルの低い食材ほど低いが、一部は「捕獲・調理が簡単、もしくは美味い」のにポイントが高いアタリカードや、その逆のハズレカードも存在する。

またジョーカー食材が2組(4枚)存在し、これを引いて完食すれば相手のゲットした食材とこちらのゲットした食材をトレードできる。

グルメカジノでは食材の捕獲・調理難易度に応じてレベル1~5まで存在し、作中では勿論レベル5が使用された。

カードに書かれた食材が保管してある。

開始前のコイントスに使用する。


ルール・遊び方編集

本ゲームのプレイスタイルは1対1である。先攻と後攻に分かれ、下記のルール通りの神経衰弱を行う。1チームは最大10人まで編成可能。ライブベアラーは常に1人で行っていた。

  1. コイントスで順番を決める。
  2. カードの番号を指名し、2つめくる。ここで外した場合にはアウトとなり、手番が相手方に移るが、合致した場合にはヒットとなる。
  3. 食材がヒットした場合、ポイントに書かれた数字×1分の猶予が与えられる。この間に食材を捕獲・調理・完食に至った場合、その食材のポイントをゲットできる。完食に至らなければポイントは相手方に入り、手番が移る。
  4. ヒットは一度の手番につき3連続までOK。4回目は強制的に相手方に手番が移る。
  5. これを繰り返して最終的にポイントが多い方が勝ち。ただし、10連続アウトになった場合や、2回連続で完食できなかった場合はその時点で負けとなる。

ポイント編集

神経衰弱をマグレで3連続当てる確率というのは天文学的に低い。しかも中にはハズレ食材や、ポイントの高い危険食材も多い。よって本作は最初から必ずヒットする=イカサマが前提なゲームとなっている。ライブベアラーは特殊なコンタクトレンズで何が書いてあるか筒抜けだったが、ココは共感覚により同じ図柄を直感で当てる(勿論何が当たるかは予測できない)という方式で行った。

また、食べる順番も重要なカギを担っており、それが勝敗に繋がった。


作中で使用された食材編集


  • スイカ貝(10pt)

  • スマッシュルーム(20pt)
    • 叩けば叩くほどスパイスの胞子が出て美味しくなるキノコ
    • アニメではクリーム煮に調理された。

  • 腸づめワーム(50pt)
    • こちらはライブベアラーが最初にヒットさせた食材。
    • 生物の腸のような外見の肉食性のミミズで、いわば生きたソーセージ。見た目がグロテスク風だが、アニメでは普通のソーセージと変わらない。

  • 人面エリンギ(70pt)
    • 傘に不気味な顔があるエリンギ
    • この顔と目が合ってしまうと精神に異常をきたす恐れがあるという危険な食材だが、適切な調理を施すと蕩けたような表情になる。

  • メロンエッグ(100pt)
    • メロンのような見た目と味の卵。アタリ食材。
    • ライブベアラーがヒットさせ、アニメでは真っ二つに切って丸呑みした。

いざプリン山へ

  • 超巨大な山のようにでかいプリン。ココがヒットさせ、ミネラルらっきょう等を使った小松の味替えもあってトリコは見事完食した。

  • 太陽酒(サマーウイスキー)(50pt)
    • サンドリアンとプラネットウォーターを混ぜて寝かせた。どんな酒豪でも必ず酔い潰れる強烈な酒なので、肝機能を高めてくれる適合食材の「チーズ白菜」をつまみにして飲むと良い。

  • 弾丸ドングリ(70pt)
    • 振動を感じると銃弾のような硬いドングリの実が発射され、地面に落ちると毒性の芽を出す木。ココがヒットさせ、アニメでは小松が甘露煮に調理した。
    • トリコ曰く弾丸の名に反して柔らかく優しい味。

  • 岩マジロ(70pt)
    • 岩の甲殻と尻尾を持つアルマジロ。捕獲レベルは原作だと25、アニメでは60とかなり差がある。
    • アニメではライブベアラーにあっという間にひっくり返されて捕獲された。

  • サンズガワドクトカゲ(150pt)
    • 背中に「KEEPOUT」と書かれている毒々しい色をした巨大なトカゲ。捕獲レベル21。
    • 毒の排除に相当な技術が必要であり、アニメで茹でる温度をぴったり80度に保ったまま灰汁と一緒に抜く必要がある事が判明した。

  • にんにくガニ(200pt)
    • ニンニクの胴体を持つカニ。栄養満点のアタリ食材。
    • アニメではライブベアラーは蒸して、トリコ側は刺身にして食べた。


  • アトラスクラブ(30pt)
  • 背中に甲羅を背負ったザリガニのような、アトラスの名に違わぬ巨大生物。捕獲レベル57と手ごわい割に得点の低いハズレ食材。
    • アニメではココがヒットさせ、チリソース和えに調理された。小松曰く「一度茹でてからハチミツを揉み込むと身が柔らかくなってソース全体に綺麗な照りが出る」とのこと。


  • 脳うに(30pt)

  • しびレモン(200pt)
    • 雷のマークが描かれたレモン。100ボルト(アニメでは1万ボルト)の刺激がある。アタリ食材。
    • アニメではライブベアラーは絞り汁を飲み、トリコ側は輪切りにしてハニードラゴンの蜂蜜をかけて食した。

  • ダイナマイトンボ(30pt)
    • 下半身がダイナマイトトンボ。その肉には他の起爆食材を中和する働きがある。
    • 身に危険を感じるとダイナマイト部分を点火、切り離して攻撃してくるというトンデモ昆虫。
    • アニメでは爆発しないように高温かつ短時間で天ぷらに調理された。

  • ロックリザード(50pt)
    • 岩のような体毛に覆われたトカゲ。岩を飛ばして攻撃してくるという。
    • 食材としてよりも石材としての需要が高いが、堅い岩の体毛に守られたその肉も柔らかくて食べやすく、滋養強壮成分が高い。

  • 味アリ(40pt)
    • それ自体が調味料となるアリ

  • 泡美(あわび)(20pt)

  • ゴールドシュリンプ(200pt)
    • 金色のエビ。アタリ食材。

  • ポイズンポテト(10pt)
    • 未だ解毒法が確立していない、猛毒の塊であるじゃがいも。最悪のハズレ食材だがこれが勝負の鍵となった。詳しくは当該項目にて。


  • 般若パンダ(250pt)
    • 捕獲レベル80の強力な猛獣だがジョーカー食材。詳しくは当該項目にて。

  • トロルチーズ(10pt)
    • 息もできないほど臭いチーズ。ハズレ食材。
    • アニメではブルーチーズの三千倍の臭いとされ、小松はクラッカーの上に乗せたうえでオレンジャムの果肉をかけて食べやすくした(それでも少し臭いは残ったが)。

  • ウニネズミ&シザースネーク(両方共10pt)
    • どちらも捕獲レベル50以上で手ごわい割に10ptというハズレ食材。どちらも”ある食材”の適応した食べ合わせがある。

関連タグ編集

トリコ グルメカジノ 神経衰弱

トリコ(主人公):食材を食べる係。

小松(トリコ):食材を調理する係。

ココ(トリコ):カードを引く係。

マッチ(トリコ):ディーラー。

グルメヤクザ:不正防止の為の監視役。

ライブベアラー:対戦相手。

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