あたしの概要だよ!
マザーとは『スプラトゥーン3』に登場する種族のひとつ。
「マザー」の種族名は公式サイト「スプラトゥーンベース」やミステリーファイルからのもの。
バンカラ街やハイカラシティの至る所で見かける、頭部が金魚のオランダ獅子頭のような形状になっている女将たち。
ある時は売店で店員さんをしていたり、ある時はさんぽのガイドさんだったり、ある時はナワバトラー道場のスタッフさんだったり……あとは何故かクマサン商会の報酬所から声だけ聞こえてくるが、まさかとは思うが……
公式サイトによると、生粋のバンカラ生まれ、バンカラ育ちであり、公式X(旧Twitter)での短文投稿によると、バンカラ街のあらゆることに精通しているとのこと。
ネタバレ注意だよ、ゴメンねぇ
※イカ、ミステリーファイル・オルタナログ・アートブックのネタバレを含みます。※
ヒーローモードのミステリーファイルで「マザー」について解説したページからは、彼女たちが各地で
- アズマ ニシヨ
- ポワソン・ルージュ
- ラン=チーユウ
という偽名で活動していることが判明した。ミステリーファイルには所々が塗りつぶされたカードが複数に破れて貼られている。しかしなぜ正体を極秘にするためにその方法を使ったかまでは明かされていない。
また、「アズマ ニシヨ」は東錦、「ラン=チーユウ」はランチュウという似た名前の種類の金魚がそれぞれ存在し、「ポワソン・ルージュ」はフランス語で金魚を意味する(これがフランス語版では英語の「Goldfish」になっている)ことから、マザーは上記の通り金魚と考えられている。
……ただし、金魚とは淡水魚である。スプラトゥーンの世界でイカやタコなどの海棲魚介類が現在のように進化したのは、オルタナの海で「夢の液晶」を体に受けたのが原因で、淡水魚である金魚は「夢の液晶」を浴びる機会が無いのである。
しかも金魚とは、突然変異で生まれたフナを人類が品種改良して生み出した観賞魚である。人類滅亡後の世界で、人類が生み出した種族がいると考えると、彼女らの存在が相当キナ臭く思えてくるが……(*¹)
全員の外見・声・口調がほぼ完全に同一であることから、全員クローンではなイカという考察を提唱する人や全員同一人物という考察を提唱する人も……。
さんぽ案内所とナワバトラー道場の位置が近いハイカラシティでは、さんぽ案内所のガイドさんの近くからナワバトラー道場を見てもスタッフさんが居らず、ナワバトラー道場に近づくと突然スタッフさんが現れる。スタッフさんが現れた後にさんぽ案内所を振り返ると、ガイドさんは消えている……(無論逆も然り)
広場にいるクラゲや他のプレイヤーのイカタコは離れても消えないので、マザーだけがどちらか一方に近づくと一方が消えるのである。理論上同時に見れるはずの位置に立っても必ず一方が消えてしまう。(逆に、もう一方に近づいたと認識されなければかなり離れても消えない。)つまり、少なくともスタッフさんとガイドさんは同時に存在できない仕様になっている。
なお、クマサン商会の報酬所から声だけ聞こえてくる件だが、イカすアートブックではマザーについて「クマサン商会に出入りしているとの噂もある」と記述していたり、マザーが報酬所にいるイラストが掲載されていたりするので、報酬所に居る可能性が高い。
また、フェス期間中のバンカラジオによると、チョウザメ造船の裏手でもなぜか目撃されたという噂があるらしい。ただ、フウカが聞いた噂だと目撃されたのはサンカクスの店員さんの方、マンタローが聞いた噂だと目撃されたのはさんぽ案内所のガイドさんの方で、実際のところどちらが目撃されたかも分からない。
ナワバトラーが好きなのか、ナワバトラー道場のスタッフさんをしているマザーに初めて話しかけると、
- 「アナタ、ナワバトラーに興味あるのね?!」
- 「今ね、ナワバトラーの スターターデッキが タダでもらえる キャンペーン中なの! いいでしょ?!」
と、やけにグイグイと押してくる。
ナワバトランクを上げるとスタッフさん本人とも対戦できるようになる。
(*¹) ただし、アーティストにはショーベタや錦鯉など、人工的に品種改良された淡水魚が既に登場している。前者はFrom Bottomのフィン・ボトム、後者はSashiMoriの竜-Changが該当。竜-Changの種族は「コイ」としか明かされていないが、外見はどう見ても錦鯉の一種の紅白である。