CV:逢坂良太
概要
「ジョジョの奇妙な冒険」2部戦闘潮流の原作21話に登場するモブキャラ。ナチスの軍人。
吸血鬼と化したストレイツォを倒し、柱の男の一人サンタナと接触した数少ない生き残りであるジョセフ・ジョースターとロバート・E・O・スピードワゴンの存在を知ったシーザー・A・ツェペリが、情報収集と対抗策を練るために彼らを残り3人の柱の男のいる「真実の口」のあるコロッセオへの案内役として手配した。
シーザーからは非常にかわいがられており、彼のナンパのサポートもあって祖国のドイツで彼女をゲット済みというリア充。首には彼女の写真入りのペンダントをぶら下げている。
さらに来週ドイツへ帰ったら彼女と結婚するというビンビンの死亡フラグを匂わせる発言をしていた。
…だが前の20話でとっくに柱の男たちは目覚め、ナチスの調査隊は全滅してしまった事を御一行は知らないまま真実の口の中へ入ってしまう。
命を奪われ人間の皮と化してしまった調査隊に戦き柱の男達のいる方へ独断で動いてしまったマルクをジョセフとシーザーが忠告するも時すでに遅し、ワムウに「トン」の一触れで捕食され、体をペンダントのチェーンごと半分にされてしまった。
次の22話でも辛うじてなんとか生きていたが、麻痺しているところからだんだん痛みを感じてきた恐怖から、シーザーに自分を殺すよう懇願。シーザーが心臓に流した波紋により息を引き取った。
なお「来週ドイツへ帰ったら結婚」から「トン(半分こ)」までの流れは同じ21話内の出来事で、わずか9ページ後のフラグ回収であった。ここまで露骨だといろんな意味でダイアーさんより清々しい。
ちなみに後のワムウとの再戦時、シーザーは「実父のマリオを殺された事」への復讐心で勝負を挑んでいた。つまりマルクはとっくのとうに忘れ去られている。やはり使い捨てモブである。
あまりにテンプレートな死亡フラグ建築とあからさま過ぎる酷い死に方でフラグ回収をしたため、読者や視聴者からは「死亡フラグの教科書」という異名をもらっている。
余談
pixivで「マルク ジョジョの奇妙な冒険」で検索すると艦隊これくしょんのビスマルクとジョジョシリーズのコラボイラストが多く、彼のイラストはほとんどヒットしない。
「ドイツの戦艦技術は世界一ィィィィーーーー!」だから仕方がないのか…
一応こんなタグもある模様。→ マルクは…ただの若者だった…普通の人々と同じに…家族を愛し、
後にワムウもまた肉体の大部分を喪った挙句、友に死の苦痛を和らげてもらいながら看取られるという最期を迎えた。皮肉にもマルクへの仕打ちがワムウ自身に帰ってくる結果となった。
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流 シーザー・A・ツェペリ モブキャラ 死亡フラグ 分かりやすい死亡フラグ ジョジョ三大死亡フラグ