プロフィール
概要
『マンガで分かる!Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。
初登場は『ますます』85話。エレナが産んだ(とされるが実際は不明)幼生が成長したものと思われる。
西部開拓時代のガンマン、あるいは映画で見たような冒険家を思わせる服装をした褐色肌の女性。
マシュをちびっこ王国の子供を増やすための苗床としようとしたジャック達に雇われ、彼女を投げ縄で拘束した。
投げ縄を投げるからアーチャーなのかウェスタンだから(銃を使うという意味で)アーチャー適性を得たのかは謎。幼生の段階ですでにケモミミがあった生粋のケモミミサーヴァントで、耳は前に折ってその上から帽子をかぶっているようだ。ちなみに種類はコヨーテらしい。
『ますます』第94話にてマンガで分かるランサーによって埋められていたマンガで分かるライダーを『ますます』第98話で助け、共闘を持ちかけたが野生の性で彼女に対してよだれを垂らしたり噛みついたりしていたが、『ますます』第99話にて何とか結託したらしく、親(?)であるアルテラの元にやって来た。
『ますます』第151話では馬のような物体に乗っていてリヨぐだ子とマシュを拘束していた。
真名
他のリヨ鯖同様に真名は明かされていないが、姿形がウェスタン系で投げ縄使いである事からアメリカの英霊であるのは確定的である。
漫画版のステータス表において、魔術を結構知っているという設定があるが、それが何を意味しているのか不明。
真名の有力候補は、アメリカ合衆国の伝説上のカウボーイ、『ペコス・ビル』。
マンガで分かるバーサーカーの真名と同じく、西部開拓時代のホラ話の登場人物である。
『ますます』第98話のライダーのセリフから、野性的でモチーフにコヨーテが入っていることがうかがい知れるが、ペコス・ビルはコヨーテに育てられたという伝承がある。獣耳や「一匹狼」という記述もここからか。
他にも投げ縄の腕は超一流で竜巻をも捕まえたという話があり、大抵の生物、無生物に乗れるというスキルも彼がその竜巻を乗りこなした逸話を思わせる。
その他の真名候補
- 西部開拓時代に活躍したバッファローハンターにしてガンマン、『バッファロー・ビル』。
- 根拠として、牧場を経営していた点(子供を増やす為の母体にちょうど良いとされるマシュがその『牛』に当たる)、ちびっ子王国構成員のアルテラがかつてバッファロー・ビルを名乗っていたり、家畜の一種である羊に乗っていた事(ちなみに小説『羊たちの沈黙』に登場する人物の別名も同名である)などが挙げられる。
- 西部開拓時代の保安官、『ワイアット・アープ』。
- 女列車強盗、『パール・ハート』。
- 女性アウトローである為。ただ、それ以外の共通点は薄い。
候補から外れた人物
- 西部開拓時代に活躍した女性アウトロー、『カラミティ・ジェーン』。
- 単純に女性アウトローという連想からだったが、サーヴァントとして実装された。だが、こちらのジェーンは「サーヴァント・ユニヴァースにおけるカラミティ・ジェーン」であり、彼女の口からは史実における本名である「マーサ・ジェーン・カナリー」を真名とする汎人類史側のジェーンの存在が示されている。イベントの最後で名称不明の女性のビジュアルが出ており、これを汎人類史側のジェーンと見るとチャンスはないと見て良い。しかしこの人物は他にも上記のような西部劇の有名人が候補に挙がっており確定はしていないので、もしかしたらまだワンチャンあるのかもしれない。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
不明 | C | C | C | E | E | C |
保有スキル
対魔力(B) | アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。魔術は結構分かる。 |
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単独行動(A) | アーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。容姿が示す通り、一匹狼。気紛れで呼んでも来ないかもしれない。 |
ロデオ(A) | 大抵の生物・無生物に騎乗し続けられる。どんなに暴れたとしてもそう簡単には振り落とされない。説明文からして、『騎乗』の亜種スキルであると思われる。 |
ラッソ(A) | 武器として所有する投げ縄。目の届くところであれば、どこまでも伸びて目標を捕らえる。巨大な相手でも捕獲可能だが、捕まえても力で勝てるかは別問題である。 |
関連人物
『ますます』第98話にて、ランサーに生き埋めにされたところを救出して手を組むが、野生の性には抗えずヨダレを垂らし、しまいには耳に噛み付いていた。
同じく西部開拓時代のアーチャー。
関連タグ
ちびっこ王国:所属
北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム:本編のアメリカをモチーフとしたステージ。