概要
CV:小岩井ことり
Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』登場するキャラクター。
後に同社制作の『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』にも登場している。
神撃のバハムート
ゴブリンの女の子。ゴブリンハンター・フィーナがゴブリンキング討伐に参加した際に出会い、仲良くなる。ゴブリンエンペラーと強引に結婚させられかけた際もこれを乗り切り二人の絆は深まった。
フィーナのことを「フィーねーちゃん」と呼び、実の姉のように慕っている。フィーナのほうも純朴に自分を慕うミニゴブのことを猫可愛がりしている。
純真な性格で、ゴブリンとの因縁を持つが故に自分を邪険に扱うミルフィにも優しく接する。
一人称は「アタチ」で語尾に「ゴブ」がつく。「ぴかぴか」に目がない。
簡単な幻惑の魔法を使うことができる。
一般的なファンタジー作品と同様醜怪な姿をしたゴブリン族だが、ミニゴブの容姿は可憐そのもの。
ゴブリンの女性はとても数が少なく、しかも美しいため、予備知識なしでは男のゴブリンと同族とは認識できない。
ゲーム中で使用できるカードとしては「ミニゴブリンメイジ」の名称で登場する。
グランブルーファンタジー
レアリティ | SR/SSR |
---|---|
属性 | 風 (SR)/光 (SSR) |
タイプ | 特殊 (SR/SSR) |
得意武器 | 杖 (SR/SSR) |
種族 | その他 (SR/SSR) |
CV | 小岩井ことり |
性格やフィーナとの関係性は神撃のバハムートと同様。しかしグラブルではフィーナとはぐれてしまっている。
この世界でもゴブリンの女性は珍しいようで、一般人との会話では特徴的な耳の形に注目されるまで感づかれもしなかった。
SSRのフィーナと共に風属性のSRが実装。レジェンドガチャで『アンライトセプター』を入手すると仲間になる。
2024年12月31日、レジェンドフェスにて光属性SSRが実装。『ケーン・オブ・シャイニー』を入手すると後述する成長後の姿で加入する。
イベント「昏き島に眠る光の巨人」でも彼女の姿を見ることができる。
ルシウス(SSR)のフェイトエピソードで不穏な様子を見せていたが……?
ゴブリンとの決着を描いたイベント「白刃悪鬼宿業を断つ」では、長らく悪鬼との因縁が描かれ続けたルシウスと二軸となる主役として活躍。
ゴブリンの巣窟に囚われてなおゴブリンキングの行動に真っ向から異を唱えるなど、騎空士生活の中で成長した姿を見せた。
……と思ったら本当に成長してしまった。
ゴブリンキングがミニゴブからより強い魔力を引き出すため、ゴブリンプリンセスの遺した魔法によって強制的に身体を成長させた姿。
身長はルリアと同じ程度で、「追い越されちゃったかも」と慌てさせている(実際は150cmでルリアより2cm小さい)。活舌も良くなり、一人称は「あたし」になった。しかし相変わらず語尾はゴブっている。
頭をぼんやりさせる魔法の威力は恐ろしいほど高まっており、ゴブリンの群れと人間の町一つを丸ごとぼんやりさせて強制的に共存させるに至っている。
ゴブリンキングはこの力を使い人間への支配力を高めるつもりだったようだが、裏目に出て自らがぼんやりさせられてしまった。
SSR版のフェイトエピソードでは急激な成長に伴う精神と肉体の乖離に戸惑いながらも、上記イベント内で“妹”となったメアの姉としてふさわしい振舞いを身につけるべく奮闘する姿を見ることが出来る。
まぁ誉れ高き聖騎士団の団長だって喜んで食ってるんだし、プレートランチくらい良いんじゃないっすかね。
性能
- 風SR
奥義 | ピカピカ・スティック | 風属性ダメージ(大) |
---|---|---|
1アビ | やってやるゴブ | 敵全体の攻撃DOWN/防御DOWN |
2アビ | 役に立つゴブ | 敵全体の弱体耐性DOWN |
3アビ | ぼんやりするゴブ | 敵単体にランダムで弱体効果を1つ付与(睡眠・恐怖・麻痺・魅了・アンデッド・グラビティ・DA/TA確率DOWN・毒・暗闇) ◆自分のHPが少ないほどいい感じになるゴブ |
サポート | ストラグルビジョン | 弱体成功率UP |
LBアビリティ | 通常攻撃時に確率で敵の弱体耐性DOWN(累積) |
“頭をぼんやりさせる魔法”を使うという設定を反映させた弱体化特化のデバッファー。
効果がランダムのため運任せにならざるを得ないのが玉に瑕だが、麻痺など強力なデバフを付与できる3アビはSRとしては破格。
SR限定クエストなど条件次第では充分な活躍が期待できる。
- 光SSR
奥義 | ピカピカ・ペイント | 光属性ダメージ(特大)/光属性キャラの弱体効果を1つ回復/自分のピカピカLvが1上昇(最大3) ◆ピカピカLvが3の時、自分の弱体アビリティが即時使用可能 |
---|---|---|
1アビ | すごいぼんやりするゴブ | 敵の攻防DOWN/強化効果を1つ無効化/スロウ効果 |
2アビ | いっぱいピカピカするゴブ | ターゲットに関わらず7回光属性ダメージ/敵全体にランダムな弱体効果を3つ付与(DA/TA確率DOWN・弱体耐性DOWN・暗闇 ・恐怖・魅了・侵蝕・被ダメージ上昇・麻痺 ・睡眠) ◆自分のピカピカLvに応じて付与する弱体効果の数が増加(最大6) |
3アビ | 全力でやってやるゴブ | 敵全体に5回光属性ダメージ/弱体効果を1ターン延長 ◆敵に付与されている弱体効果の最大数に応じて攻撃回数UP(最大10回) |
サポート1 | 人と獣人の架け橋 | ピカピカLvに応じて連続攻撃確率UP/アビリティ性能UP |
サポート2 | グロウアップビジョン | ターン終了時に弱体効果が付与されている敵がいる時、確率で敵全体に光属性ダメージ/自分の奥義ゲージUP(5%) ◆敵全体に付与されている弱体効果の数が多いほど発動確率UP/自分のピカピカLvに応じて発動回数UP(最大4回) |
複数のデバフを同時に付与するアビリティと、デバフの数で威力が上がる攻撃アビリティを併せ持つデバッファー兼アビリティアタッカー。
SR同様デバフの内容がランダムであるため確実性には欠けるが、定番の攻防DOWNなどに加え魅了や麻痺といった強力なデバフを複数いっぺんにバラ撒けるのが強み。
そのランダム性もピカピカLvが上がってくれば一度に付与する数が増えてくるため大体期待する効果を引けるようになるだろう。
種族が『その他』であるためバハ武器などの種族限定効果を全て受けられるのも魅力か。
ぐらぶるっ!
混沌とした内容に定評のある公式5コマ漫画ぐらぶるっ!では“頭をぼんやりさせる魔法”がフリにもオチにも親和性が高く出演機会が多い。
十天衆カトルすら『ブッ殺殺ぽんマン』と化してしまう魔法の使い手とあって、シェロカルテによる団の強さランキングではサンダルフォンやジークフリートら強豪を抑えて7位に食い込む快挙を見せた。(なお「るっ!」をカオスにしている元凶のようなビィでさえ50位だった)
Shadowverse
第3弾カードパック『バハムート降臨』にてミニゴブリンメイジとして初登場。
その後、第25弾カードパック『極天竜鳴』にて大望のミニゴブリンメイジとして再登場した。
ミニゴブリンメイジ
カード名 | ミニゴブリンメイジ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | ブロンズレア |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ファンファーレ コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 小岩井ことり |
収録セット | バハムート降臨 真紅の契約 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
2017/02/27~2023/03/08
能力 | ファンファーレ コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える |
\ピカピカ見つけたゴブ~!/
俗にサーチ(デッキ内の特定のカードを手札に加えること)と呼ばれる能力を持つ。
そのサーチの類のカードの中でも対象となるカードの範囲を狭くすることが容易なため、特定のカードを狙って引きやすいという点が長所であり、ニュートラルということもあり様々な使い方が考えられるカード。
特に、エルフクラスのフィニッシャーとして初期から活躍していたリノセウスとの相性は別格。
進化時に0コストのミニゴブリンメイジを手札に加えることができる歴戦の傭兵・フィーナも同時に登場もあって、リノセウスのコンボを駆使して勝利を狙うデッキ「OTK(ワンターンキル)エルフ」は瞬く間にバハムート降臨期におけるトップメタ(Tier1)へと上り詰めた。
このような影響や元々持つ汎用性から、2017年2月27日のアップデートにて「コスト2以下のフォロワーを~」となる下方修正(ナーフ)を受けてしまった。
現在は、新フォーマット「マイローテーション」開催に伴う2023年3月8日の能力変更にて、実装当初の元の能力へと戻っている。
小ネタとして、場に歴戦の傭兵・フィーナがいる場合、登場時に特殊なボイスが発生する。元ネタである神撃のバハムートでの関係によるものだろう。
このような特殊ボイスの例はバハムート降臨にて初めて登場したものだった。
大望のミニゴブリンメイジ
カード名 | 大望のミニゴブリンメイジ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | シルバーレア |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:1 |
能力 | ファンファーレ 自分の手札のフォロワー1枚を消滅させる。それと同名のフォロワー1枚を公開してデッキに加える。消滅させたフォロワーの元のコストより低い元のコストのフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:3 |
能力 | |
CV | 小岩井ことり |
収録セット | 極天竜鳴 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
リメイク版においてもサーチ系カードとして登場。
こちらではコストが2となり、サーチとしての取り回しはよくなったが、デッキ構築の段階で意識しないと対象の範囲が広くなりがちな上に、コスト3以上のフォロワーを消滅させた場合、2枚目以降の大望のミニゴブリンメイジをサーチしてしまう可能性があるのがネック。
そのため、2コストのフォロワーをデッキに戻して、特定の1コストのフォロワーを確定で引くという使い方をされることが多い。
中でもセラフィックレオ・ガルエルとの相性は別格で、組み合わせてプレイする事で場を広げつつプレイ回数も達成できることから、ガルエルの能力が下方修正されるまでは「ホズミエルフ」というデッキで使用され猛威を振るった。
他にも、デッキにフォロワーを戻せることを活かして、ブラッディデーモンなどの直接召喚能力持ちと組み合わせる例も見られた。
関連タグ
神撃のバハムート 魔属性(神撃のバハムート) フィーナ(神撃のバハムート)