概要
馬名はムガル帝国第5代皇帝・シャー・ジャハーンの皇妃ムムターズ・マハルの愛称・ムムターズ・ベーグムに由来する。
リヴァズやナスルーラの母として知られ、子孫にはヘイルトゥリーズンやボールドルーラー、ロベルト、ヘイロー、セクレタリアト、シアトルスルーなどがいる。
プロフィール
略歴
1932年
アーガー・ハーン殿下が所有するマルラヴィル牧場(フランス・ノルマンディー)で誕生。
父・ブレニムはマームードやワーラウェイを輩出した大種牡馬、母・ムムタズマハルは「フライング・フィリー」と呼ばれた快速馬で、何れもアーガー・ハーン殿下の所有馬であった。
母父・ザテトラークは「近代競馬のスピードの源泉」と言われた。
1934年
イギリスで現役生活を送るが実績は上がらず、早々に引退し繁殖入りした。
1937年
産駒のサンプリンセス(ロイヤルチャージャーの母)が誕生。
1940年
産駒のナスルーラが誕生。
1943年
産駒のリヴァズが誕生。
1947年
産駒のマリンディが誕生。