概要
『エースコンバット04』の敵国・エルジア共和国が、首都ファーバンティの南西沖に位置する自国領トゥインクル諸島で建造途中だった最終兵器。
最終兵器といっても一見すれば単なる要塞であるが、その正体は軌道上に残る小惑星ユリシーズの欠片を、隕石として人為的に落下させるレーザー誘導式特殊ロケットの発射センターである。その効果範囲はユージア大陸全土に渡るため、ユリシーズの災厄の再来の危険性があった。
メガリスにはこの特殊ロケットが多数格納されている他、中央部のサイロに大型ミサイルが、それを挟んで東西に計4基ある格納式発射台に中型ミサイルが格納されている(なお、これらが隕石落着機能を有するか、それとも単なる弾道ミサイルかどうかは不明)。
一方で開発途中のためか防衛用の対空火器は一切配備されていないが、通常の航空兵器では破壊が困難な高い堅牢性を有している。
U-2偵察機による偵察の結果、ISAF司令部は実戦投入前に戦争を終結させることが最善と判断。
結局エルジア首都ファーバンティが陥落し、エルジア政府がISAFの降伏勧告を受諾したことで戦争は終わった...かに見えた。
Mission 18
以下「エースコンバット04」の最終ミッションのネタバレ注意
エルジア政府は降伏したものの、それに従わない軍の一部若手将校たちが攻撃能力を既に備えていたメガリスを占拠。稼働を開始させ、ユリシーズの破片による落着攻撃を開始した。
そこでISAFは今度こそ戦争を終結させるべく、メビウス1を中心としたメビウス中隊を編成し、地上の潜入部隊との連携の下、内側からダメージを与えてメガリスを破壊する作戦を立案した。
その工程は……
1.ミサイル搬入路の溝の奥にある3つのジェネレーターを破壊する。
2.中央の排熱口が開くのでそこから内部に侵入し、中央ミサイルを破壊する。
3.サブコントロームルームを制圧した潜入部隊が開けた脱出口より、上空へ脱出する。
メビウス1率いるメビウス中隊は敵戦闘機との空戦に打ち勝ち、メビウス1は単機、メガリスの破壊に見事成功する。
俺たちは戦争に勝ったのか?
わからん。
だれが勝ったかは、歴史が決めることだ。
だが一つだけ言えることがある。
英雄は確かに存在する。
俺たちの目の前にな。
余談
- メガリスとは「メガリスティックモニュメント(巨石記念物)」の略称であり、同じく作中に「ストーンヘンジ」も登場することから、『04』における超兵器の名称は「遺跡」に由来すると思われる。
- Mission 18ステージのメインBGMは「Megalith -Agnus Dei-」という名称となっている(「Agnus Dei」とはラテン語で「神の仔羊」)。
他タイトルでは
- メガリスの島があるのはスプリング海(大陸西部)に浮かぶエルジア領「トゥインクル諸島」で、スカーフェイス1"フェニックス"の『エースコンバット2(3D)』での初ミッションの場所。
- 『エースコンバット7』Mission 17での[[ストライダー3
「イェーガー」>エーリッヒ・イェーガー]]によるブリーフィングにて、タイラー島(大陸南西部)に向かうはずのカーソルが不意にメガリスの座標に向かい始めるが、すんでのところで「おっと」と我に帰りブリーフィングが再開される。
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エースコンバット04 メビウス1 メビウス中隊 黄色中隊 ああ!ジャン・ルイがやられた!