概要
彼女の話し相手にもなっており困っていることがあれば彼女に協力もする。
プロフィール
容姿
大きな家くらいはある巨大な鮫。
お洒落で服を着ている。
サメ(シャーク)に絡めてか「シャー」という鳴き声を発する。
性格
外見からしてホホジロザメの部類の鮫と思われるが劇中での凶暴性は皆無(上述の通りアザラシを食べるという事なので狩猟本能自体はある模様)。しらほしのことが大好きで彼女がルフィに(些細な事で泣き出す弱虫な気質を呆れられてだが)嫌いと言われて泣き出す姿に軽々しく言い出したルフィに怒っていた。その様な親しさから誰に対しても(命を狙ってくる敵対者にすら)「様」を付けて丁寧語で話すしらほしが唯一標準語で話す相手となっている。
またしらほしが私室の硬殻塔から出ていくのに己の身を使って協力するなど献身的なところがある。
動向
元々はリュウグウ王国の軍隊であるネプチューン軍のペット。ホーディによるオトヒメ殺害を彼は目撃しており、娘のしらほしにそれを話したがオトヒメが遺言に残した「誰が犯人であっても自分のために怒らないで」という願いを律儀に守り周囲に話したら皆がホーディを恨まざるを得ずその願いが果たせなくなるという理由から親を殺した相手を(暗殺犯に仕立て上げられた人間が始末されていたのとは違い真犯人のホーディが健在であったと知った上で)恨まないと誓いこの事実を抱え込む事に決めた彼女の意思を尊重した(もっともこれによりホーディが捕縛対象とならなかったため後年リュウグウ王国に不満を持つ魚人街の住民達によるクーデターは未然に阻止されなかったが)。
その後バンダー・デッケンが脅迫同然の求婚を迫ってくるのから逃れるため竜宮城の一室の硬殻塔に籠らざるを得なくなり軟禁状態となっていたしらほしのことを慮って彼女の話し相手になった模様(父ネプチューンがデッケンを警戒し硬殻塔には5分ずつしか入室できないルールにしたため家族も部下達もじっくり彼女と対話してやれなかった事も少なくなかった模様)。
本編では魚人島の外に出向いていた際にクラーケンであるスルメに捕まっているところで登場。スルメを従わせる目的で撃退していた麦わらの一味に(結果的に)助けられる。
彼が中々帰れなかったため寂しがったしらほしは手に負えなかったらしく助けてくれた礼としてネプチューンと共に彼らを竜宮城へと連れて行った。
ルフィがしらほしと出会うと彼らの密談の場に同席。その境遇を見かねたルフィに自分が護衛を引き受けるから外出してみようという提案を受けしらほしが母オトヒメの墓が建てられている「海の森」という地に行きたい(上記のデッケンの毒牙を回避するため葬儀すら参加できなかった)という願いを聞いたが城の者達にしらほしが外に出向くのを騒がれるとまずい事からルフィの発案でしらほしを自分の口の中に詰め込んで隠して出ていくという強硬策をとらされる(メガロもかなり大柄だがしらほしも11メートルほどの体格を有しているため相当苦しそうで常時悶絶寸前な顔を見せていた)。この良くも悪くも特異な発想のおかげでしらほしがルフィと同行していた事をしばらく誰も突き止められず偶然この直後に竜宮城を襲撃しに来たデッケンと新魚人海賊団から逃がす結果となった。
しかしそんな姿勢が長時間耐えられるものではなく途中でしらほしを吐き出してしまい、その場に居合わせた国民達が誘拐と誤解したり追跡してきたデッケンやワダツミの妨害はあれどルフィ達に助けられて無事海の森まで連れて行った。
ネプチューンやフカボシたち王子が捕まるとしらほしやジンベエと共にギョンコルド広場へと向かう。
実はその際にルフィたちを己の口の中に隠しており、そこからルフィが現れることによってネプチューンの命は救われナミやロビンが天竜人の書状やネプチューン達の手錠の鍵を確保するという隠れたファインプレーを見せる。その後ルフィたちの活躍により無事新魚人海賊団は鎮圧された。
それからはリュウグウ王国が救われた宴に参加したほか麦わらの一味がリュウグウ王国を出る見送りにも現れた。
余談
- モデル
64巻のSBSにてメガロのモデルはメガロドンだと明かされている。
体長13mから20mのまー恐ろしい怪物だったのでしょうとのこと。