ユナティ
ゆなてぃ
ドラゴンクエストⅩの魔法戦士職業クエストに登場する、ウェディの女性。
ウェディにしては珍しく名前に長音記号が入っていない。
剣技の他フォースや魔法を華麗に操り国を守る「魔法戦士団」の副団長というだけあって、規律と礼節を重んじる堅物。
魔法戦士団は国を守るだけでなく司法にも関わる側面があり、選ばれし者というエリート意識が非常に高い。
それゆえに魔法戦士はヴェリナード城に仕える一般兵(衛士団)らを見下している節があり、彼女も例外ではない。
このようにプライドが高くとっつきにくい人物ではあるが、幼馴染のノーランのことは兄のように慕っており、かつて「一緒に魔法戦士になって平和のために戦う」という約束をしていた。
当のノーランは約束を反故にして衛士団に入り、魔法戦士になろうともしていないため不満を覚えていた。
また、ノーランと二人きりの時は「ノーラン兄ちゃん」と呼び、幼い少女のようなくだけた口調になる。そのギャップに萌えた人も多いようだ。
そして、魔物商人たちが起こした一連の事件にノーランが関わっていたことに大きなショックを受ける。
これは魔法戦士の一員として殉職したユナティの父と同じ轍を踏ませないようにという気持ちからなるものだったが、国を混乱に陥れたことは事実であるため彼女はノーランを国家反逆者とみなし、永久国外追放を厳しく言い渡すのであった。
しかし、本心ではノーランのことを信じており、いつか立派な魔法戦士として隣で戦える日が来ることを願っている。
「アストルティア防衛軍」では、魔法戦士の大先輩と共に防衛軍の一員として参加しており、「報酬交換員Y」の名前で報酬と武器を交換してくれる。
しかし、武器につく錬金効果が完全にランダムであり、リーネのアクセサリー合成と違って会心や天井もないためかなりの運ゲーとなる。
アーベルク
魔法戦士団の団長。
衛士団のことを格下扱いし、衛士団長のザイナーとは険悪な仲であった。
しかしディオーレ女王から、魔法戦士団と衛士団は共にヴェリナードを守る両翼であると諭され、クエストクリア後は両団長は酒盛りし合う仲になっている。
ノーラン
ユナティの幼馴染であり、実の兄のように育った。
ユナティを魔法戦士の危険な世界から遠ざけるため、魔物商人と結託して魔法戦士団の信頼を失墜させようと暗躍する。
魔物商人ザルギス
魔物商人。魔物を捕らえては商品として道具のように扱う犯罪者集団で、これのドラクエ版といったところ。
魔法戦士クエストだけではなくまもの使いのクエストにも魔物商人の仲間が登場している。
彼らの魔物に対する扱いは、最強商品のまめちしきを読めば大体想像がつくだろう。
最終的にはノーランが離反したことでお縄につき、極刑に処される。エンディングムービーにも登場せずその後も語られないため、死刑にでもなったのだろうか?