概要
シリーズに登場する、特務機関NERVのヨーロッパ圏における支部…と思われるが、劇中で詳細が語られていないため、不明。もし仮に、葛城ミサトや伊吹マヤが言及していた『ユーロ』と同一のものであるとすれば、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より名称が登場していたことになるが、施設そのものはシン・エヴァンゲリオン劇場版:||冒頭に登場。
(以降は、『ユーロ』=『ユーロネルフ』が正しいと仮定して記載する)
エヴァ2号機はここが所有している。
新劇場版におけるNERVの各国支部は、旧作に比べ権限等がかなり強化されており、対立しているともいえる状態になっている。ユーロネルフも例外ではなく、日本に配備された2号機のパスを所持し続けているなど、本部の動きにも大きく影響していた。
シン・エヴァンゲリオン劇場版冒頭では、パリ市街地の復元とともに、凍結されていた施設のシステムが再起動。凱旋門周辺に、巨大なビル群を形成した。その後、そこに残っていた弾薬・エヴァパーツはミサトらヴィレに回収され、後のヤマト作戦にて使用されることになる。
ロゴは、ネルフ本部で使用されているものを青色にしたものを使用している(従来のものには無い、円状に並べられた9つの星の装飾があるなど、差異も見られる)
余談
(以下、完全なファンの考察です)
シン・エヴァンゲリオン劇場版にて、まさかのジェットアローン(正確にはJA-2)の名前が登場した。しかし、旧作においてはNERVのエヴァに対抗して作られたという設定であったはずののJAを、支部とはいえなぜネルフが所有していたのか。そこで登場するのがバチカン条約である。これは、一国のエヴァ保有数を3機まで再現するというものだが、その条約の抜け道として、エヴァではないJAを開発し、戦力としたのではないか。そして、オーバーラッピングというエヴァの新機能。端的にいえば、他のエヴァの機能や能力を吸収して自分のものとする機能であるが、もしこれがJAに搭載するはずの機能だとすれば…しまいには加持リョウジと真希波・マリ・イラストリアスの存在。加持は、ユーロ所属であることがミサトの口から語られており、ゼーレ直轄基地ベタニアベースにも出入りできた人間である。これらの情報から、ユーロネルフに関しては一部では噂が絶えない。