概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する女性。
否定者の集団・UNDER(アンダー)へ所属するリップとラトラに縁ある人だった。
プロフィール
誕生日 | 9月9日(📅) |
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年齢 | お姉ちゃんと同じです 双子ですから |
身長 | お姉ちゃんと同じです |
体重 | お姉ちゃんと同じ・・・かなぁ お姉ちゃんスタイルいいからなぁ... |
趣味 | 裁縫 (リップに色々教えた) |
特技 | リップとお姉ちゃんのケンカの仲裁 |
好物 | リップが作るミートソースのパスタ (お姉ちゃんはまぁまぁって言うけど とっても美味しいと思う) |
CV | 市ノ瀬加那 |
📅出典:双子姉妹・ラトラ=ミラーの誕生日より
人物
ラトラ=ミラーの実妹。双子のため姉と容姿がそっくり。髪型は前髪を揃えたショートヘアで、成人期のラトラと同じ。
リップ=トリスタンとは幼馴染であり、子ども時代からミラー姉妹は彼と仲睦まじく過ごしていた。また、ご近所でもあったトリスタン家が富裕者、幼少を過ごしたミラー姉妹の立派な屋敷などから、ミラー家は分限者(ぶげんしゃ:財力のある者)な家柄である節がある。
幼少期に重篤な心臓病を患って車椅子生活を余儀なくされており、そんな日常もあってか穏健な性格をしていた。なお心臓の動きを穏やかに保つ安静が必須なだけで、足が不自由等ではない障がい者。
幼少当時の病態からライラは余命10年も持たないという真実から、ラトラとリップの将来を大きく決めていく事となった。
リップやラトラの献身(ケア)により、医者から告げられた余命よりも長く、成人まで生きる事ができたライラ。最愛の友と姉が心から親身になってくれる頑張りを喜ばしく感じるも、二人が自分の為に生き方を決めてしまった事へ申し訳なさも感じている。
そうしてリップとは親密な仲になり、医者として腕を磨いた彼から、ライラの手術前日に結婚を誓った。物陰からそっと様子を窺っていた姉・ラトラは自己の想いを仕舞いこんで静かに2人を応援していた。
運命の日
【2015年10月15日】
ライラの心臓手術当日。
ラトラ=ミラーは磨いてきた占いで【絶対に手術は成功する】と当て、
リップ=トリスタンは努めてきた医術で【執刀】を始めた、
だが、運命の日に3人へ不運が来てしまう。
それはラトラとリップの両者へ否定の業が移行し、各々の技能が否定されてしまったのだ。これは自覚なく進行し、手術中の不自然な症状【切開した部位が治らず】によって【手術は失敗】という悲劇が起きてしまった。
延命措置へ動いても止血できず、ラトラとリップは最愛の人・ライラを看取る事となった・・・。
この悲劇はラトラとリップの心へ深い傷となり、後に否定者(ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者)という存在を知った2人は、自分たちがこれに当たる不都合な真実を知り、やり場のない気持ち、思い想いの重い後悔を負った。
やがてラトラとリップは、古代遺物「アーク」を入手し、次のループでライラと再会することを目的に動き始めるのだった。
特にリップは「俺の全てだ」という最愛を失った悲しみは大きく、自己の体を削っても停まらない、他の犠牲も厭わないほどの人格変化へ至るのだった。
また若年期には色がついてる水等を入れて楽しめるイヤリングを付けていたライラ。これはリップのプレゼントであったが、彼女亡き今は形見としてリップが身に付けている。最愛の女性を不朽に思い続けている意思を表すように…。