概要
日本の男女お笑いコンビ。2014年結成。
2019年にはアマチュアながらM1グランプリ準決勝に進出したことで話題になった。
2021年2月まで芸能事務所には所属せずフリーで活動していたが、同年3月からは個人事務所『レモンジャム』を立ち上げている。
サーヤがバンド活動を開始し、ニシダが小説を執筆するなど、お笑い以外にも幅広く活動を行なっている。
経歴
上智大学外国語学部イスパニア語学科の同級生として出会う。
その後2014年に、同大学のお笑いサークル「Sophia Comedy Society」にてコンビを結成。
コンビ名の由来は「ラランド21185」という星の名前から。
なおニシダが「早稲田も受かった」と教室で言いふらしていたため、サーヤにとってニシダの第一印象はすこぶる悪かったらしい。
M-1グランプリ2019においてアマチュアながら準決勝に進出。
年明けの『おもしろ荘』に出演したことをきっかけにブレイクした。
2020年4月5日、YouTubeチャンネル「ララチューン」を開設。
2021年3月4日、自身の個人事務所「レモンジャム」を設立。
サーヤが社長、マネージャーの橋本(通称「マネたく」)が副社長を務め、ニシダはヒラ社員という形を取っている。
また、設立会見において大阪進出を宣言し、大阪での活動を積極的に行うことを発表した。
2022年3月からは新事業として、移動中のニシダに広告入りのリュックを背負わせて、月額5万円で誰でも広告が出せる「ニシダ・アド」の枠受付を開始した。
2022年以降のM-1には参加していない。
芸風
主にコント漫才。サーヤが演じる様々なキャラが繰り出すテンポの良いボケに対して、ニシダが同じくテンポよくツッコんでいく。
当初はコアな層に好かれるようなネタが多かったが、少しずつ大衆向けのわかりやすいノリ、親しみやすいネタを取り入れるようになっていった。
これにはサーヤが広告代理店に就職したことが関係しており、商品広告を仕掛ける側として働く中で、自身らを「商品」として客観視するようになり、より多くの層にウケるようなネタやキャラ作りをしていったとのこと。
メンバー
サーヤ(1995年12月13日~)
ボケ、大枠のネタ作り担当。本名:門倉 早彩(かどくら さあや)
幼少期は本名で子役として活動していたが、両親の教育方針もあり小学校を卒業する頃に引退。中高一貫校の東京純心女子中学校・高等学校に進学し、中学3年生の頃からお笑いを始めた。
大学卒業後は広告代理店に就職(のちに転職)し、2022年時点ではお笑い芸人と会社員、個人事務所の社長と3足のわらじを履いている。
音楽好きで、趣味の一つにラップ鑑賞がある。CLR(クレア)名義で川谷絵音らと共に音楽バンド「礼賛」でも活動し、2022年7月にメジャーデビュー。
お笑いにおいて性別を意識したネタをあまりやってこなかったことから「女芸人」として扱われることに慣れていないと語っており、また「女芸人」という存在そのもののメディアでの取り上げられ方にも疑問を呈している。
以前はタトゥーアーティストのTAPPEIと交際していたが、2023年になって破局していたことを公表した。
ニシダ(1994年7月24日~)
ツッコミ担当。本名:西田 亘輝(にしだ こうき)
実家は裕福である。帰国子女であり、幼少期はスペインやドイツの日本人学校に通っていた。
本人によれば現役時「たしか青山学院大学、同志社大学等に合格していた気がする」とのことであるが、一浪して上智大学に進学。しかし自身の怠惰さや履修ミスもあり、留年を繰り返した上に中退。1年ほどニート生活を送った後、再試験(面接)を受けて復学するが、2020年3月に再度退学となった。同じ大学を2回中退するという世にも珍しい経歴の持ち主である。なお、この二度目の退学が決定打となって両親とは絶縁状態になっている。
読書好きが高じてカクヨムに自作の小説を投稿するようになり、2023年7月に小説を出版。作家デビューを果たした。
外部リンク
ラランド(コンビ)
サーヤ
ニシダ