CV:谷育子
概要
エ・ランテル一番の薬師として知られる老婆。 孫のンフィーレアがクレマンティーヌに攫われた際に、その場に居合わせたモモンとナーベにンフィーレアの救出を依頼し、ンフィーレアを助けて貰った。
その見返りとして以降はンフィーレア共々カルネ村へと移住し、アインズへ献上するために彼から与えられた溶液や薬草を使っての、《ユグドラシル》産に匹敵する様な未知のポーション作成に勤しんでいる。
WEB版では“リィジー・バレアレ”、書籍版では“リイジー・バレアレ”と、『イ』の部分が異なっている。
人物像
孫であるンフィーレアを大事に想っており、その腕前と温厚な人柄から冒険者からの信頼も厚く、彼女の店には名のある上位冒険者も多数出入りしている。
…なのだが、実際はマッドサイエンティストならぬマッド薬師の様な狂気的な本性を秘めており、若い頃は薬師の技術の追求のために危ない橋を渡る事も多かったらしい。
きっかけは不明だが、10歳の頃からポーション作成に携わり、努力に努力を重ね『真なる神の血を示すポーション』を求め研究を続けてきた。それ故、ポーションの事になると人が変わる。
孫には自分と同じ人生は歩んで欲しくないと願っているが、現在でもその渇望は全く衰えておらず、ナザリック産の『伝説のポーション』を目にした際には本性を露わにしている。
『魔法』か『ポーション』かの違いであるだけで、その執着ぶりはフールーダと大差ない。
容姿
しわくちゃな顔、しわくちゃな手、髪は肩の当たりでバッサリ切られた白髪のセミロング。
非常に高齢の老婆で、作業着は薬草や薬品のシミだらけでかなり臭う。
強さ
第三位階までの魔法を使える優秀な魔法詠唱者(マジック・キャスター)でもあり、薬師という非戦闘的な職業にありながらベテラン冒険者に匹敵する実力を備える。
更に上述の性格も相まってか裏社会でも結構名が知れた人物であり、非戦闘職らしくない高い戦闘力も、ズーラーノーンから警戒されるレベルである事が分かっている。
なお錬金術は魔法を使用するため、『薬師として腕が立つ=使用できる位階が高い』になる。
主な使用魔法
- 道具鑑定(アプレイザル・マジックアイテム)
位階不明。対象のマジックアイテムの製作者や効果が判明する魔法。ただし、全てが分かる訳では無いらしい。
- 付与魔法探知(ディテクト・エンチャント)
位階不明。アイテムにかかっている魔法の効果を調べる。
- 雷撃(ライトニング)
WEB版で使用。第三位階。雷撃を放つ魔法。直線上にいる対象(構造物含む)を貫通する。
WEB版
書籍版よりもマッド薬師としての側面が強く、金貨6万枚でも赤いポーションの作成方法を教えようとしないモモン(ナーベラル)に対して「答えのためなら犯罪者になるなど安い」と《雷撃》で脅すなど、異常とも言える情熱を持つ事を窺わせている。
関連タグ
可愛い孫。跡継ぎとしても期待している。
孫の恋人。後の孫の嫁及び義孫。