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概要

CV:上坂すみれ

富士山麓で発掘されたインフィニティの中から現れた銀髪美少女(初登場シーンは永井豪作品だけあって全裸)。その正体はインフィニティの生態起動キーであるアンドロイドであり、全身の91%が生体パーツ(ただしあくまでもベースは機械部品なので生物のような成長や老化はしないと推測)で構成されているなど人知を超えた存在。高度なAIが搭載されているため、ある程度の知識や社会性はあり表面上は人間にしか見えないがロボット故に一般常識に疎い部分もあり時たま言動も機械的である(後述参照)。ミケーネ人によって製造されたため、ミケーネ語も介せる。

なお生体とは一口に言っても検査(性能テスト?)シーンでは左腕からしっかりと接続部分のプラグが見えており本当に生体アンドロイドかどうかが断定できないので要注意。

さやか曰く「現代文明の基準で表現すれば人型コンピューターのような存在」

そういった事から長い年月の間、眠っていたのにもかかわらず性能は全く落ちてなく人間離れした身体能力を誇り、重量の内部構造上、重量のあるロボットながらもアクロバティックな動きをする。ケンカもかなり強く、武装した鉄仮面兵でも相手にならないほど。その際動揺したブロッケン伯爵から「お前はガミアQのコピーか!?」と直接言及されるが本人は「オリジナルです」と返答している。そのため同じアンドロイドであり、ミケーネ製の機体である彼女はガミアQとどういった関連があるかについて現時点では不明である。

目覚めて初期化された際、その場に居合わせた甲児をマスターとして認識した。

非常に知的であるが、ボスラーメンを『人類の叡智の味』と絶賛したり、インフィニティの力によって世界の終焉「ゴラーゴン」が近づく中、甲児とさやかの関係を心配して涙したりと、その性格自体は天真爛漫な少女そのもの。感情は激しいのに出てくる言葉は理路整然としたものになってしまうなどアンドロイドらしさも存在している。

名前は、のっそり博士とせわし博士が「LARGE INTELLIGENCE SYSTEM AGENTS」の頭文字から取って名付けたもの。

終盤では複座となったホバーパイルダーに搭乗する。

スーパーロボット大戦シリーズでは『T』『30』に登場。超光子力ロケットパンチの演出に登場するが、サブパイロットには登録されない(サポーター枠に登録される)。複座になったマジンガーZはともかく、マジンカイザーではコクピットが狭すぎるからだろうか…

サポーター枠としては攻撃力を上げ、ExCを増やす。『30』ではパッシブ効果として敵MAP兵器の命中率を減らし被ダメージを軽減する。『T』では攻撃力の増加が500と大きくExCも3上がっていたが、強すぎたためか『30』では200に下げられExCも1しか上がらなくなった。イベントでサポート効果とパッシブ効果が強化されるが、それでも『T』の攻撃力強化の数値には届かなくなった。

余談

実は彼女より前に、マジンガーシリーズではリサという名前の女性キャラは既に登場している。

最初のテレビシリーズ第18話『海のギャング 海賊グロッサム』にて、ゲストキャラのゴードン博士(後年に書き下ろされた漫画版の最終決戦に出た地獄王ゴードンとは関係ない)の娘であり、機械獣グロッサムX2の襲撃で命を落とした母・メアリーや同じ船に乗っていた人々の無念を晴らすべく、父同様に博士号を持つ彼女はマジンガーZの足裏のロケットの開発・増設に父や光子力研究所のスタッフと共に取り組み、無事に完了するのだった

関連タグ

マジンガーZ/INFINITY ヒロイン 銀髪碧眼

以下、ネタバレ注意

インフィニティ内部で、甲児は様々な世界の可能性を目の当たりにする。

その中には、リサが『甲児とさやかの間に生まれた娘』として存在するものもあり、甲児も驚きを隠せなかった。

ゴラーゴンとは、異なる宇宙を現実世界と入れ替えるもの。

それを知ったうえで、リサは甲児に問いかける。

「この世界は、存在に値しますか」

迷いなど、甲児の中には無かった。

現実世界に戻った甲児は、地球総てから送られてくる希望の光を魔神に宿す!

「光子力、転換完了!____拳出力、56億7000万%!」

インフィニティと同サイズにまで巨大化したマジンガーZは、ヘル諸共インフィニティを完全に撃破。だがインフィニティを倒す為に強大な力を収束させた反動で、リサもまた消滅することになる。

だが、甲児はわかっていた。すぐにまた会えることを。

甲児「また会おう」

リサ「はい、『お父さん』…!」

月日が流れた、ある晴れた春の日。

一組の家族が花吹雪の中を歩いていた。

お父さんは黒髪お母さんは茶髪。でも、その娘は銀の髪。

「そーらにー、そびえるー、くろがねのーしろー♪」

嘗てと同じ笑顔で、少女はその歌を口ずさんでいた。

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