概要
「美少女戦士セーラームーン」における火野レイ×月野うさぎのカップリングタグ。恋愛要素がある場合は百合タグとの併用を推奨。
旧アニメ版では、まこ亜美と並んでこの二人の絡みが多い。
しっかり者ではっきりした性格のレイは、泣き虫でドジでお調子者のうさぎに文句を言ったり、はったおしたりして喧嘩しているがうさぎを放っておけずに世話を焼く。
うさぎも図太くて竹を割った性格なので、意地っ張りで怒りっぽいレイともうまくいっている。作戦会議や勉強会に使用される火川神社では、レイの私物の漫画本をうさぎがよく読んでいる。
セーラー戦士に変身して戦っている時も、一応リーダー(トドメ担当)のセーラームーンと攻撃隊長のセーラーマーズで、似たような関係。でもミーハーなのは一緒で、二人そろってタキシード仮面に憧れたりもした。
レイはうさぎと腐れ縁の地場衛に告白、交際をスタートするが、衛はタキシード仮面の正体であり、うさぎと前世から結ばれる運命にあったこと、そしてうさぎの正体が自分たちの守るべきプリンセスであったことを知って呆然とする。
それでも、敵の攻撃で衛を失った悲しみで前世や戦いを拒むうさぎを𠮟りつけ、友であり戦友としてうさぎを支えた。うさぎもレイに気を遣って空元気を演じており、レイは熊田雄一郎の存在もあって立ち直ることができた。
クイン・ベリルとの最終決戦では、レイはDDガールズの攻撃で仲間たちが倒れる中、最後の一人としてうさぎを守って力尽き、その魂は仲間と共にうさぎを導いた。
うさぎの幻の銀水晶への願いで転生を果たした後も、レイとうさぎの喧嘩友達のような、姉妹のような友情はずっと続いている。
レイがうさぎにだけ突っかかるのは、彼女の家庭環境(母親が病死・有力議員の父を毛嫌いして祖父の家に家出、近所で霊能力を不気味がられている)や嫌いな相手とは関わりたがらない性格を踏まえてみると、ひょっとしたら賑やかな家庭で育ったうさぎへのライバル心と、ある種の母性本能から来ているかもしれない。うさぎもやられたらやり返すタイプのため、疑似姉妹や友達とのじゃれ合いでまとまった感がある。
余談
2021年4~6月に放送されたTBS系列ドラマ「リコカツ」では、アニメ版でうさぎ役を演じた三石琴乃氏と、実写版でレイ役を演じた北川景子氏が親子役でレギュラー共演を果たす。更に第8話では三石氏が「R」編のED曲「乙女のポリシー」を歌う場面があった。