概要
手塚漫画にて長きに亘り君臨した大物中の大物俳優、公式サイトのキャラクター名鑑でもローレンス・オリビエ並の実力と風格を持つスターと称される。髭はあったりなかったり、時折年老いた白髪姿で登場することも(『ブラック・ジャック』第1話のアクド他)。
登場作品
他多数
人物像
デビュー作、メトロポリスでスマートで風格が有りながらアクションもこなせるカリスマ悪役として登場、後の大物としての片鱗を見せつけていた。
その後も悪役としての登場が目立つが善玉キャラとしての出演も有る。どちらにも言えるのは風格・カリスマ・社会的地位を兼ね備えたキャラクターとしての出演が多くを占める。
主演作品こそ皆無と言っていいが、彼が出演するだけでストーリーは大きく膨らむ圧倒的な存在感を持つ。
同じく初期からのスターであるヒゲオヤジとは、アクションも演技力も優れている点は共通するが、人情深く親しみやすいヒゲオヤジと比べるとその違いは一目瞭然である。
小悪党や女装、老人まで演技経験があり、その演技の広さと存在感は手塚漫画の中でもかなり大きい。
その他情報
- 特徴的な鷲鼻は当時の白人のデフォルメとして有りがちな物であり、実際出演作でも西洋人としての登場が多いが、日本人役(『鉄腕アトム』の天川博士、『火の鳥 乱世編』の源頼朝、『紙の砦』の憲兵隊長など)も多数。
- 実はレッドと言う名前での作品は極僅かしかない。ヒゲオヤジ=伴俊作やアセチレン・ランプ達に比べると名前自体は知名度が低い。
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