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※本項は『テイルズオブジアビスのかなり核心的なネタバレを含むため、閲覧の際は、御注意下さい。

概要

主人公ルーク・フォン・ファブレの正体。

アクゼリュス崩落というトラウマイベント後、「俺は悪くねぇ!」と叫んで、ミュウを除いたパーティメンバーに去られ、ユリアシティでアッシュに告げられた衝撃の事実。

彼だけでなく彼と同じような経緯で生まれた人達のことも指す、「フォミクリー」と呼ばれる技術によって、被験者(オリジナル)から抜き出した情報を基にして作られた複製人間

生まれた時は赤ん坊同様歩き方すら知らないため、一から教育する必要がある。

また、被験者の記憶もない。

(実際ルークも誘拐から助けられた後、ガイやお世話係に様々なことを教えてもらって物語開始直前の状態になっている。)

例外(レプリカネビリム)を除くと第七音素(セブンスフォニム)と呼ばれるもので構成されている。

因みに基礎的能力面ではレプリカは被験者より劣る。逆に初期のフォミクリーは第七音素以外の音素で構成され、その場合は不安定さから被験者を上回る能力を持つが精神面に大きな問題がある。

嘗て、上記の「生まれた時は真っ新」という特徴を利用して最低限の刷り込み教育を行ってレプリカを軍事利用しようとする計画があった。

因みに外見年齢と実際の年齢が釣り合わないことが多い。

詳しくはテイルズオブジアビスの各キャラの記事参照。

レプリカと被験者は互いのフォンスロットを繋ぐことで連絡を取ること相手が何をしているか分かることが出来る。(本編ではアッシュがルークに行っている)

ストーリー中でのレプリカ

物語中盤開始(ユリアシティ到着後)から判明する存在。

物語中盤開始直後にレプリカと判明(アクゼリュス崩落参照)する人はルークだけだが、第二章ではその他のレプリカも物語に大きく絡んでくる。

※第二章以降~物語全体の終盤のネタバレを含むため閲覧注意

第二章開始直後、モースによってたくさんのレプリカが生み出され、兵隊として利用される。(その中には、第一章で亡くなったイエモン達もいる)

そのレプリカ兵を使うことによって両国を混乱させ、戦争を起こそうとしていた。

※具体的な方法は、レプリカ兵達にそれぞれの互いの旗(対キムラスカ軍ならマルクト)を掲げさせ、両国を再び敵対させようとした。

レプリカ兵達は自分達をエルドラントと呼ぶ安住の地に呼んでやるというモースの指示を聞き、行動をしていたが、実際にエルドラントが完成したあかつきには見捨てられた。

その後、レムの搭に到着したレプリカ達はまだ搭に到達していないレプリカ達の処遇をモースによって姉のレプリカを作られたガイとキムラスカ王女であるナタリアと約束し、瘴気を消すためにレプリカと心中しようとしていたアッシュに代わったルークと共に瘴気を消すことに協力した。

このことにより、第七音素を瘴気を消すために使われたレプリカ兵達は消えた。

ルークとアッシュは幸いにも消えずに済むが、それでも両者共に危険な状態になった。

レプリカ達の扱い

先程も記載した通り、レプリカは生まれた時は赤ん坊同様歩き方すら知らないため、店のモノを勝手に盗って行ったり、何をしていいか分からずただぼ~っとしているだけのレプリカもいる。

また、レプリカ情報を抜かれて亡くなった被験者の葬式に突如現れて大騒ぎになったり、記憶がなくて何も知らないことをいいことに奴隷のように扱っていた人もいる。

最悪の場合、イライラの発散のために痛めつけるなどの暴行を行う者達もいる。

しかし、皮肉なことに、ローレライ教団最高責任者が実はレプリカだったりもする。

関係用語解説

  • フォミクリー

あるモノ(被験者)から生物情報を抜き出して、姿形や能力が全く同じものを複製する技術。要は譜術(又は譜業)を使ったクローン

元々、バルフォア博士が譜術としてフォミクリーの基礎と理論を生み出していたが、それをネイス博士が譜業として技術的に完成させた。しかし、レプリカの第一号理性のない破壊衝動に身を任せた化け物だった。その事から生物フォミクリーは不安定で不具合が生じ易いため、バルフォア博士が禁忌としていたが、この技術をネイス博士が持ち出したため、今回の事(TOAの物語)が起きた。

フォミクリーを使用する時にはフォミニンと呼ばれる物質が必要であり、ワイヨン鏡窟にあるエンシェント鏡石には大量のフォミニンが含まれている。

開発者の一人であるバルフォア博士は「出来ることなら、今すぐ幼少の頃の自分を殺しに行きたい」と激しい後悔と罪悪感を抱いている。

  • 被験者(オリジナル)

フォミクリーで情報を抜かれたモノや人。

生物の場合、情報を抜かれた際に最悪の場合は死に至ることがある。

  • 完全同位体(かんぜんどういたい)

被験者とレプリカの音素振動数が全く同じ状態。

通常被験体とレプリカでは若干の誤差があり、これはかなり珍しいことである。

  • コンタミネーション現象

完全同位体にのみ起こる現象。

被験者(またはレプリカ)が死んだ際、死んだ方の音素が乖離し、もう一方(生きている方)に流れ込んで混ざり合うという現象。

現象が起きた際、残った肉体がどちらの記憶を持っているのかはその時にならないと分からない。

(大抵は被験者側が残っている場合が多い)

  • 大爆発

音素が乖離した後、体外で爆発すること。

余談

レプリカ」という、英単語の意味からpixivでは写真や本物そっくりな模写簡単に区別がつかないキャラクター(特にテイルズオブ絡み)を描いた時にタグとして付けられていることがある。

因みに「レプリカ」のみで検索した場合には『ニーアレプリカント』や名前にレプリカと入るキャラクター等もヒットするため、作品名(または略称)も合わせて入力しておくことをオススメする。

センシティブな作品

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レプリカ(TOA)
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