概要
『仮面ライダーV3』に登場するライダーマン/結城丈二は右腕をヨロイ元帥の暴行により失い、自ら開発したカセットアームという義手を付けている。詳しいことは該当記事を見てほしいのだが、このカセットアームは普段は普通の腕の形をしているがライダーマンの意志により自在に換装が可能であり、その中で最も知名度が高いのがこのロープアームである。
ロープアームはヒョウタンのような形をしており、カギの付いたロープが収納されている。忍者の鉤縄と同じようにひっかけて高所からの落下を防ぐ、壁をよじ登るなどの他にも、相手を絡め取って投げつけるという芸当も可能であり、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』では初の怪人単独撃破を成し遂げ、『MOVIE大戦MEGAMAX』ではメズールを葬り去り、『仮面ライダー大戦』では強豪・仮面ライダーオーズを破った。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では女性を抱えてロープアームを遠方の木に絡めつけ、巻き込むことで数十mの距離を一瞬で移動するという芸達者っぷりを見せた。また、続編『新仮面ライダーSPIRITS』70話では、ライダーマンの両脚が瓦礫の下敷きになった際、サポーター代わりにロープを両脚に巻き付けて立ち上がる姿を見せた。
後の仮面ライダーG3、仮面ライダーバースも同様のアタッチメントを装備しており、ロープアームはまさに仮面ライダー4号・ライダーマンの代名詞と言えるだろう。