概要
ワリオランドアドバンスで初めて登場した車。Dr.クライゴアが作った発明品の一つで、全長4.9m、車幅2.0m、車重2.5t、パワー1500馬力、トルク100kg/m、燃費1km/ℓ、最高速450km/h(メーターが振り切るので未確認)などといった破格の性能を誇るモンスターマシンである。
タイトルによって細部や座席の数は異なる。
ワリオシリーズでの登場
オープニングとタイトル画面で、ワリオが目的地のピラミッドに向かう際に移動手段としてド派手に乗り回して登場。
エンディングではお宝を回収して帰還するが、この時のワリオカーはゲームの難易度によって変わる。
ここでDr.クライゴアが作った発明品である事や細かい詳細が明らかになった。上述のマシン性能が明確になっている他、マシンの後方のバーニングマフラーは煽られると火を噴いて攻撃、フロントにはサブマシンガンを秘めているなどとんでもない機能が詰め込まれている事が明かされている。しかも、Dr.クライゴアによるとこの他にもまだまだ機能満載なのだという。公式サイトの画像によると、座席は2つある模様。
なお、乗り主であるワリオはあまり乗りこなせていないらしく、元々12速ミッションのマニュアル車だったのが後にオートマに変更されている。
メイドインワリオのシナリオにおいてワリオの移動手段はシリーズ通して主にワリオバイクである事がほとんどで、ワリオカーが移動手段になったり物語に絡んできた事は今の所ない。
ただしプチゲームには時折登場しており、ワリオカーを左右に操作して落下してくるフルーツを避けるものがある。
ジミーT.のプチゲーム「トロッコれっしゃ」のレベル2で追いかけてくる車両として登場。
ワリオの家の倉庫に密かに登場しており、オープニングでは車の座席でワリオが寝ている。
Wiiウェア『あそぶメイドイン俺』でワリオマンのステージで遊べるプチゲーム「ドリフト」で登場。ワリオカーを操作して峠の急カーブをドリフトで切り抜ければクリア。ただし、ハンドルを切るタイミングが早すぎると岩に、遅すぎると壁にぶつかって大破してしまう。
他にもWi-Fi通信で受け取る事ができたプチゲーム「チキンレース」にも登場する。
ワリオ(ぐるぐる)のステージで挑戦するボスゲーム「ドライブ」で登場。ニンテンドー3DSのジャイロ操作でワリオカーを操り、ゴールまでたどり着く事ができればクリアとなる。
これは元々おどるメイドインワリオでカット&アナのボスゲームだったもので、リメイクにあたりワリオのステージに移動した事に伴い、操作するマシンがワリオカーに変更されたというものである。
とあるキャラクターに差し入れをあげて成長させるとギャラリーで見る事ができるイラストで登場する。
マリオシリーズでの登場
ワリオが所有する重量級カートとして登場。今回のマリオカートは2人乗りであることが大きな特徴であるが、『メイドインワリオ』のように座席が2つあるわけでなく、他のカートと同様に座席と後方とで2人で乗れるようになっており、ワリオカーは座席が1つに、座席の後ろには車の後方から見てWと書かれた足の踏み場と、持ち手が付け加えられている。
取扱説明書によると、時速450km以上だがグランプリの規定により常識的な速度にされているという。
それどころか重量級カートとしては控えめなスピードだが、加速やハンドリングに優れた性能になっている。
シリーズ初代ではワリオ専用の無敵アイテムとして登場。無敵になっている間、乗っているカートがワリオカーに変身する。
続編のアーケードグランプリ2では無敵アイテムがスターに統合され、ワリオカーはマリオコインを1230枚集めるとゲットできるワリオ専用カートになった。トップスピードのが最高クラスまで上がる代わりに加速性能がめっぽう貧弱なものになる。
ワリオのamiiboを読み込んでプレイできる「ワリオマップ」にワリオカーの模型が置かれている。