CV:尾畑美依奈
説明
いちか達の住む街に住み着いている野良猫。
その名の通り額に三ツ星の模様がある猫で、この猫が来た店は繁盛するという噂がある。
他のネコに比べて体が太めで大きい。
非常にふてぶてしく、人を恐れてはいないが懐いてもいない。宇佐美いちかが何度も撫でようとしてもよけ続けていた(去ろうとはしない)。しかし琴爪ゆかりに対しては自分から近寄って腹を見せて撫でてもらっている。
※実際はここまでハードではありません。
第8話では正式オープン前で改装段階だったキラキラパティスリー付近に現れ、話の節目ごとに「ニャー」と鳴き声をあげた。そしてたまたま近くを通りかかった児玉えみるが「このネコが来る店はいいお店」という評判を知っていたため、キラパティに入ってみることに。
それは開店準備のグダグダに疲れ果てて店を開くのやめようかと相談していた瞬間の出来事であったが、やめるにしてもその前にえみるのために何か作ってあげようということになり、結果的にはその時にえみるが喜んでくれたことで店を開くモチベーションを取り戻すことになる。
ある意味では、キラパティの運命の分岐点となったネコだと言えるだろう。
ゆかりが猫化した第34話ではセリフ付きで登場。いちご坂の猫達の顔役のような重鎮であることが判明する。ただし実質的な権力があるボス的な存在ではなかったようで、ねこゆかりの実力に惚れ込み彼女を自分たちのボスに祭り上げた。それがきっかけで猫と妖精の戦争が勃発することになるのだが、詳細はゆかりの第34話解説にて。
グレイブによっていちご坂の住人すべてがグレイブの傀儡と化した第39〜40話では、ゾンビのように襲いかかる街の住人たちにプリキュア達は手だしができず、ついには敗北に追い込まれるという絶望の地獄絵図が描かれるが、この町の動物達はグレイブの目にも入らないほどどうでも良い存在だったので無事だった。
そして三ツ星にゃんこはふがいない人間やプリキュアたちに頼ってられないということなのか、仲間の猫達とともにスイーツの材料を街中からかっぱらってきたり野山から採集したりして、それを無力ゆえにただ何もできず縮こまっていた妖精たちのもとに命がけで届けた。そして妖精達や他の山の動物たちと一緒に町のスイーツショップの厨房を勝手に拝借し、いくつもにスイーツを勝手に作り出し、そこで生まれた大量のキラキラルで街中を覆っていた闇を浄化して街の住人達も元に戻してしまう。このことはグレイブどころかプリキュア達さえも愕然とさせたが、キラキラルは別にプリキュアだけが生み出せる特別な力でもなんでもないのだから、これは当然の帰結なのである。そして妖精と動物達が生み出したこのキラキラルをプリキュア達が凝縮したとき、スイーツキャッスルが生まれてプリキュアたちはアラモードスタイルに覚醒することになった。
45話では、冒頭でゆかりにのどを撫でてもらうがその直後にどこかに去ってしまい、いちご坂で姿を見かけることがなくなってしまう。どこに行ってしまったか不明だが、この回でコンフェイト公国への留学を決意したゆかりのように、新天地に旅立ったのかもしれない。
中の人について
声を演じた尾畑美依奈氏は前々作『Go!プリンセスプリキュア』でモブのおばさんを演じていた。
本作は三ツ星にゃんこの他にサブキャラのダニーダニや様々なモブキャラを担当。