概要
ACVの主任が艦隊これくしょん世界で提督として鎮守府に着任し、自らも前線に立ちながら艦娘を指揮する作品。
15年2月に行われた第14回MMD杯本戦にて第1話および第2話が投稿、その後続く第3話、3.5話、4話、5話はEX動画として投稿され、6月27日、最終回となる第6話で完結を迎えたが、翌16年1月11日に番外編とでもいうべき「資源炸裂テートク」が投稿されている。
ちなみに両ゲームから音声を用いた(ほぼ)フルボイス仕様であり、ゆっくりやVOICEROIDによくある不自然な発音などもないため、聞いてる分には(多少の使い回しを気にしなければ)ごく自然な会話を成立させている。
登場人物
主任
本作の主人公(?)。艦娘達と同サイズの搭乗機体「ハングドマン」で行動する。登場早々扉を蹴飛ばしたかと思えば、直後電に自分がホームランされたのを皮切りに、度々張っちゃけたことをやらかしてはその都度艦娘達からボコボコにされるのがお約束となっている。ちなみに艦娘同様損傷修復のため入渠する。
戦場では基本旗艦を肩車して一緒に出撃するが、「資源炸裂テートク」ではかばん持ちよろしく千代田の艤装を取り出す場面もあった。
無計画な出撃で資源を枯渇させ、攻略に行き詰まるなど基本周囲を顧みない迷惑親父のような振る舞いだが、一応しっかりと考えている部分もあるようで、メイン画像のやり取りもその1つ。
所属艦娘
基本登場順に随時記載予定。ちなみに顔ぶれや着任順は製作者jem氏の実プレイに基づいている。
主任の初期艦かつ秘書艦にして本作の語り部。初登場時に着任前の執務室を掃除するなど根はまじめだが、それ故主任に振り回される場面が多く、実際初出撃の際は文字通りの意味で振り回された。ただしやられっぱなしな訳ではなく、ケッコンカッコカリでからかわれた時は錨を投げつけている。
駆逐艦では初期からいるメンバー。それ故顔を見せる機会も多く、上イラストのキス島撤退作戦のほか、遠征や連合艦隊で度々登場している。
こちらも軽巡初期組。龍田は入浴中堂々と入っていた(ちなみにこのシーン、予告編では龍田の裸体が丸見えだったが、さすがにまずかったのか本編では湯気が追加されている)主任をカメラ破壊からの脱衣所にシュートしたり、燃料が枯渇した際破損した姿を見て「鉄ならある」と発言したりと、第1話からかなり雑に扱っている(一応心配する場面もあったが)。
なお二次創作では龍田が辟易しながらも逆らえない天龍を振り回して楽しむような作品も多いが、本作では戦艦ル級に天龍がやられた直後龍田が切りかかったり、終盤主任と艦娘達が激戦を繰り広げた時に天龍が龍田を庇ったり、抜群のコンビネーションを見せたりしていることから、姉妹仲は良好と思われる。
また蛇足だが両者(本作でセリフがあったメンバーに限定すれば加賀も)を演じた井口裕香氏は主任役の藤原啓治氏とは閃乱カグラなどで共演経験があるほか、藤原氏を相合傘に誘って駅まで一緒に行った(藤原氏曰く「収録が終わってスタジオの外に出たら雨が降っていて、どうしようか考えていたところ、傘を持った井口氏に声をかけられた」とのこと)なんて仲睦まじいエピソードもある(某アニメで藤原氏がその話を暴露したところ、直前に井口ファンを猛アピールしていた共演者がキャラ崩壊を起こした)。
1-3で戦艦ル級に負けた主任が「本気でやった」建造で出た面々。ニコニコ大百科では「TASさんですら同期不全で窒息しそうなとんでもない引き運」と評されるほどの高レアなメンバーで、奮戦でどんどん攻略を押し進めた結果資源の大規模な困窮を招いたものの、その後も主力として活躍したが、2-4で行き詰った時はそのままスルーされる形になってしまった。
とは言えそのまま放置されることはなく、3-4を1度で突破など、引き続き大暴れする機会と出番に恵まれている。
なお長門はこのメンバーを始めとする戦艦、空母と行動を共にする機会が多く、逆に駆逐艦とは出撃時の編成を除けば電の回想で暁と響にラムネを配っていた程度しか交流場面がない。
同様に加賀と瑞鶴も(音源がないこともあって)目立った対立はなく、瑞鶴が加賀に突っかかったのも、キラ付けの説明で頬にご飯粒が着けながら赤城に同じことを指摘する加賀に突っ込んだくらい。
2-4で行き詰った際、資源確保のためのキラ付け遠征の場面に登場。電にキラ付けしようとして僚機の初雪がMVPを獲得したり、索敵に失敗したりとあまり成果につながらなかったが、鳳翔は後述の1-5に駆り出された。初雪はキス島撤退作戦にも召集され、「明日から頑張る」とVOB搭載(タービン類ガン積み状態の視覚化。視聴者からは「後に実装された同仕様での高速化の元ネタ」とも称されている)での突破を逃れようとするが、主任からは「じゃあ、今日頑張ってねー!」と一蹴されてしまう。
オリョクル要員目当てに潜水艦狙いの建造で出たが、何故か揃って北上の立ち絵と同じポーズをしていた。
このうち愛宕は第6話終盤で姉共々セクハラされていたことが判明。他メンバーは一律1-5で対潜任務に明け暮れ、同じく第6話終盤で北上&大井は初雷撃披露となる主任目掛けて魚雷を蹴飛ばす弾幕を決め、五十鈴は重巡姉妹に続きキレ気味に「行くぞおおぉぁあ!!」と叫びながら爆雷を投げ飛ばしている。
1-5での潜水艦狙いのドロップで出たが、こちらも何故か北上のポーズで並んで登場。
第6話では龍驤共々バルジ(ブラ)を寄越されたが、言い淀む祥鳳の横で何故か隼鷹はサングラスのような感じで顔につけて(そのためこの人とかこの人みたいな感じになっていた)上を向いていた。
1-5で初ドロップした潜水艦。直後いきなりオリョクルに駆り出され早々に大破するが、修復所要時間の短さから主任から湯舟に浸されると同時に完治し(通称「スク水しゃぶしゃぶ」)、「あ、やべぇここドブラックでち」と絶望し目のハイライトが消えた。
2-4攻略のために建造された追加戦力だが、活躍振るわぬうちに攻略が終わってしまう。
とは言え3-4を始めその後存分に名誉挽回し、「資源炸裂テートク」では扶桑が駆逐棲姫、日向が水母棲姫撃破に貢献している。
それぞれドロップと建造で追加されたオリョクル要員。しかしその過程で十分育ったと判断した主任に58共々まさかの2-4攻略に投じられ、結果見事クリアして見せた。
ちなみに本作の艦娘は基本ダブらないが、潜水艦のみ例外的に複数(確認できる分には3人)同一の艦娘が登場している。