概要
苦労やつらい経験を重ねて人の裏表を知り心が擦り切れた結果を表す言葉である。
苦労やつらい経験とは例えば以下のような事である。
等々、様々である。
つらい経験をバネに逞しく生きていくだけであれば誰にも迷惑はかからないが、
これらの経験を重ねた結果、子ども向けのアニメや漫画に加え、戦隊シリーズ・プリキュアシリーズ等でよく出てくる「夢」「希望」「頑張れば夢はかなう」「失敗や過ちを犯しても、何度でもやり直せる」と言った、大人になった時期に振り替えることで人間として正しく生きる上で大切であることに気付くワードや設定に嫌悪感を抱いたり、幸せそうな親子や家族を否定する悲しい大人になってしまう人もいる。
更には、己が卑怯な事を行う事を正当化するといった行動を取り悪の道に走り、人間として正しく生きる事に目を背けた結果、結果だけを求め過程を大切にしなかったために敗北し、自身の破滅を招くのが世の常であり、悪や罪の宿命なのである。
これって誤用?
この語の「擦れ」は「擦(す)れる」意で、「世間慣れして悪賢くなる」こと。
俗にこれを「ずれる」意と解して、世間の動きとずれる意で使われるのは別語とみたほうがよい。
事実、2021年に発売された三省堂国語辞典第八版では「世間擦れ」の項目を加筆し、語義区分の分け方と表記が変更された。
[世間擦れ]①(本来の意味)②(誤用)としていたのを、[一][世間擦れ][二][世間ずれ・世間ズレ]とし、②から[二]になった用法は誤用から俗用に書き換えられた。
主な該当キャラクター
これらのキャラクターを自分の人生の参考にする事をおススメします
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世間知らず…対義語