『非公認戦隊アキバレンジャー_シーズン痛』での五星戦隊ダイレンジャーへのセルフパロディ。
概要
ブルーレイ係長の改変により、非公認戦隊アキバレンジャーが公認に、そして、その余波を受けて、五星戦隊ダイレンジャーが中華戦隊チャイナマンという非公認(ご当地ヒーロー)になっってしまった。
作中の説明
作中のMikiqediaの説明によると、1993年(平成5年)2月19日から同年5月14日まで全13話が放送されたとなっている。
また、それにより次作『忍者戦隊カクレンジャー』の放送が1993年6月からとなっている。
アキバレンジャーのシーズン1での活躍(全13話:うち1作が総集編)が放送されていたわけではなく、ルナの説明によると、五星戦隊アキバレンジャーの名乗りのポーズは五星戦隊ダイレンジャーのそれに近く、評価の説明も戦隊デビュー3年目の荒川稔久が趣味全開で制作した為、子供からもマニアからも評価が低く、視聴率が低迷し、井上敏樹が尻ぬぐいをするも13話で打ち切りになったとされ、「スーパー戦隊の汚点」、「黒歴史」とされている。
なお、『五星戦隊アキバレンジャー』でアキバレッドを演じたのは、和田正人ではなく、和田は和田でも本来の『ダイレンジャー』でも主演のワンダーな方の和田さんである。
主題歌『五星戦隊アキバレンジャー』は、イントロが同じで歌手もNEW JACK 拓郎氏だが、「転身だァァッ!(うぉううぉう うぉうぉう)」の部分が「妄想だァァッ!(もんもん ももん)」に変わっている。
用語なども以下のように変化している。
非公認戦隊アキバレンジャー | 五星戦隊アキバレンジャー |
---|---|
戦隊カフェひみつ基地 | 戦隊カフェKAKU |
邪団法人ステマ乙 | 邪団法人ゴーマ乙 |
キバレンジャー
五星戦隊アキバレンジャーの4人目の戦士として登場予定だったと改変された。
ちなみに、本来の『ダイレンジャー』では第17話から登場。
『五星戦隊アキバレンジャー』は第13話で打ち切り(しかも途中から井上によるまとめ)のため未登場になってしまい、それをアキバレンジャーへの憎悪に変えている。
アレンジャー
五星戦隊のため、アキバレンジャー初期メンバー三人、と追加戦士のキバレンジャー一人に加えて、もう一人が予定されていたとされ、劇中でのもう一人の追加戦士の名前の予想は「アレンジャー」だった。
『ダイレンジャー』の登場人物の中で追加戦士を推測すると、
- 阿古丸の該当キャラクター
第17話から登場。『ダイレンジャー』本編では、キバレンジャーの正体のコウと、コインの表と裏のように描かれていた存在のため、「キバレンジャー」と「アレンジャー」で併せてアキバレンジャーという1セットの見方にもあっているといえる。
- 的場陣の該当キャラクター
第26話から登場。『ダイレンジャー』本編でも、敵ではあるものの、むしろライバルとしての側面の強いキャラクター。
- KAKU(道士・嘉挧の該当キャラクター)
第1話から登場。他の作品での司令官や長官のポジションのキャラクター。司令官や長官のポジションの存在が変身した例は、17作目の時点で『電撃戦隊チェンジマン』などの前例が存在しているため、仮にこのポジションのキャラクターが変身しても違和感はない。特に、『ダイレンジャー』本編での強さを考えると(アキバレッドの中の人がリュウレンジャーだったことを考えると、こちらを演じるのも中康次さんだろうし)ホントに追加戦士でも違和感がない。ただし、Mikiqediaの目次部分によると、アキバレンジャーの関係者は「戦隊カフェひみつきち」同様「戦隊カフェKAKU」にいるらしいので、この作品でのKAKUはその店のマスターをしていることになる。
備考
これらのネタは大神龍で全てを無茶苦茶にした当時のスタッフへの皮肉なのかもしれない。
なお、『ダイレンジャー』のメインライターは、杉村升であり、荒川稔久や井上敏樹も関わっているが、大神龍登場回などは杉村担当である。
ちなみに、井上は実際の現実世界でも『仮面ライダー響鬼』にてメインライターの引き継ぎを行っている。
大それた力
劇中の説明では登場したか不明な上、武器の名前も変更しているため登場していない可能性もあるが、「荒川稔久が趣味全開で」と説明されている以上、登場した可能性もある。
ただし、シーズン1で登場した大それた力は『鳥人戦隊ジェットマン』以外、『ダイレンジャー』以降の戦隊(『特捜戦隊デカレンジャー』と『轟轟戦隊ボウケンジャー』)なので、別の戦隊からもらった可能性が高い(例えば、アイテムの形状から警察官と冒険家(探検家)という点は変えられないため、FBI秘密捜査官という設定のダイアン・マーチン/初代ミスアメリカ(バトルフィーバーJ)や、探検家という設定の赤間健一/ゴーグルレッド(大戦隊ゴーグルファイブ)などから受け継いだ可能性もある)。