概要
NHK総合でだいたい月1回のペースで放送される深夜生放送番組。
シンガーソングライターのさだまさしが、放送作家の井上知幸、音響担当の住吉昇と共に日本各地のNHK放送局や支局(最近はNHK以外のことも多い)を訪れ放送する。
原則として土曜日の深夜に放送されることが多かったが、2022年度より金曜日に移行した。
局アナがまれに出演することもあるが、あくまでもゲスト出演であり、レギュラー出演ではない。
ラジオ番組をテレビ化したような内容で、手作り感満載の演出が特徴的。
セットはなく、ホワイトボードに「画伯」こと小針明による、ご当地にちなんだイラストが毎回描かれる。そのクオリティが高いため、消すのを惜しむ声も多い。地方によっては記念として消さずにそのまま保管し続けている局も存在する。
字幕はなく、代わりに紙に直接字を書いてカメラの前に差し出している。意見には個人差がありますは特によく使われる。
2021年度からはリアルタイムでの字幕が入るようになったが、手札による演出も引き続き使われている。
放送時間の大半は視聴者からの投稿ハガキの紹介で、たまに歌や現地の情報コーナーなどが入る。
「紅白歌合戦」、「ゆく年くる年」が終わった12月31日深夜に放送されることもお約束となっており、紅白に出場し、年越しライブを終えたさだがタクシーを飛ばしてあわててスタジオ入りすることも少なくない。
ライブ終了後に同じ場所で放送したこともあり、そのときはステージ上に番組の観覧席が設けられた。ライブの観客もそのまま観覧することができたため、番組の観覧者がライブの観客に見られているというややこしい状況になった。