概要
元老は、明治維新などで功績を挙げた重臣達で構成された。天皇の諮問に対し答えて、主に内閣総理大臣の奏薦、その他の重要国事に関与した。
この様に、非常に強い影響力を持っていたが、大日本帝国憲法には元老についての規定はされておらず、憲法外機関とされていた。
政界などに強い影響力を発揮した元老だが、時が経つにつれて元老は人数を減らしていき、1940年12月24日、最後の元老であった西園寺公望が死去したことにより、元老は消滅した。
その後、元老の役割は重臣会議に引き継がれた。
元老の一覧
その他
長州 | 桂太郎 |
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桂太郎については、広辞苑などでは元老とされているが、元老会議において元老の資格で参加したという扱いで、正式な元老として参加したことは確認されていない。この理由から桂は元老とは区別されることが多い。