CV:赤羽根健治。奇しくも中の人もケンジなのが偶然かは謎。
概要
ヴァンガードの全国大会において前々回優勝、前回準優勝を飾った「チームカエサル」のリーダー。
あまり目立ちたがらない性格で、頼りない印象を受けるが子供にも優しいとても真っ当な好青年。
チームメイトの臼井ユリ・臼井ガイからは「光定」の音読みから「コウテイ」のあだ名で呼ばれる。チーム名の由来もここから。
そんなチーム名だけあって歴史オタク(あるいはローマオタク?)の節があるようで、チーム名の話題からいきなりローマ史の話に脱線しかけたりしていた。
ヴァンガードを始めたばかりの頃はユリやガイにボロ負けする程弱かった(例:自分の盤面のコマンダーローレルの能力を見落とす)が、ファイトを重ねるごとに着実に成長していき、ついにはカエサルのリーダーとして全国大会優勝を勝ち取るまでに至った。ユリ曰く「努力の天才」。
年齢は不明。外見的には大学生くらいに見えるが、70話でのセリフで高校生(何年生かは不明)という事が判明した。また同じ70話ではオジサン呼ばわりされたりおっさんくさいと言われてしまっている。
ユリからはかなりわかりやすい好意を寄せられているものの、反応から察するに本人に自覚はない様子。光定爆発しろ。
ファイト関連
1期
正体不明のヒーロー軍団ディメンジョンポリスの使い手。
普段と違い、ファイト中は堂々とした態度で臨む。
主な使用カードはイニグマン・ストームなど。
「(PSYクオリアを持たない者としては)最強の部類に属するファイター」と評されており、雀ヶ森レンも彼には一目置いている様子。
弱い相手とはファイトしたがらない櫂トシキも合宿では進んで彼と連日ファイトするなど、全国大会覇者の実力は伊達ではないようである。
そして、全国大会準決勝ではアイチと対決。
ディメンジョンポリスの特徴を遺憾なく発揮したファイトでアイチを追い詰めるが、惜しくも敗北。
打倒AL4をチームQ4に託した。
2期
アイチ達チームQ4と同じく、立凪タクトからの招待を請け、ヴァンガードファイトサーキットにチームカエサルを率いてシンガポール大会より出場するが、PSYクオリアを持つクリストファー・ロウに敗北。
その次に行われたソウル大会では決勝に進み、対戦相手であるレンに勝利(レンは本来のデッキではなくダークイレギュラーズであったが)。また、その戦いでは1期主題歌「Vanguard」をバックに「究極次元ロボグレートダイユーシャ」で勝利するという主人公ばりの演出を見せた…が、ユリとガイが敗北したためチームは負け越してしまいまたも敗退してしまった。こちらで視聴可能(有料)なので、余裕があるならぜひご覧いただきたい。ファンなら必見。
その風景は中の人のキャラだとどこぞ黒鋼のロボットに乗るパイロットを思い出す程。
その後、チーム男前の大文字ゴウキとのファイトを経て(こちらでもグレートダイユーシャの演出有り)シンガポールにある大学・SITに留学する事を決意し、日本を去っている。
3期
序盤で留学先での生活にも慣れている様子が描写され、135話より本格的に再登場。
帰国早々リンクジョーカーを操る櫂トシキに敗北し、リバースファイターにされてしまう。リバース化の影響によって性格も豹変し、「力による支配こそが正義」「努力は無駄」という歪んだ思想にとらわれ、かつて大敗した相手であるクリスを圧倒し、本来の光定を尊敬するユリをも屈服させる。その姿は皇帝というより暴君と呼ぶにふさわしく、光定自身もそう形容した。
その後、ジニアスのメンバーとユリを率いて蒼龍レオンに戦いを挑む。ジニアスのメンバーにシャーリーンとジリアンをリバース化させてレオンを孤立させ、ファイト面でも優位に立つが最終的に逆転されてリバース化が解除。その後はユリたちのリバース化を解くためにレオンと共闘する。この時「超次元ロボダイカイザー」にライドしたのだが、そのシーンの作画監督はなんとあの大張正己である。この時も1期OPの「Vanguard」のオフボーカル版が流れており、「Vanguard」はもはや光定のテーマになりつつある。
4期
他の登場人物同様アイチに関する記憶を失っており、Q4のメンバーとも面識がないことになっている(ただしゴウキとは知り合いのまま)。カトルナイツのメンバーであるラティ・カーティやラウル・セラとは交友関係にあるが、カトルナイツについては知らされていないようである。
成り行きでラティとファイトすることになった際には新ユニット究極次元ロボグレートダイカイザーを2期OP「LIMIT BREAK」による演出付きでお披露目するが、ラティの魔女のレギオンアタックによって敗北する。
5期(カードファイト!ヴァンガードG)
ユリとガイと共にヴァンガードを世界に広めるべく自主制作映画「地球防衛隊カエサル」を作る。
その出来は本当にカードアニメかどうか分からないほどである。
当然日本にもこの映画のDVDが届き新導クロノ達の手に渡っている。
なお後半での本人登場時クロノは彼よりもニヒルな役のガイのファンになってる。
6期(ギアースクライシス編)
ギアースクライシスの際に「真・究極次元ロボグレートダイカイザー」が1カット登場している。
恐らく彼のユニットで、声無しの登場と考えられている。
エイプリルフール企画
※架空アニメ「超次元ロボダイユーシャ」ので架空設定
示現高校に通う1年生。機械、主にロボットが大好きで、プラモデルやロボット関連の本などに目がない。
墜落するダイユーシャを宇宙船の破片と勘違いして追いかけた先で「シャドウパラディン」に襲われるが、間一髪のところで復帰したダイユーシャに助けられる。 その後、父の組織へ彼を勧誘した。次元ロボ達との交流の中で、自分の本当にやりたい事、自分の中での正義の在り方などを学び、成長していく。
(ブシロードの架空サイトから転記)
2018年アニメ版
ヴァンガード漫画版をベースとした新シリーズでも、引き続き参戦。今作では、カエサルのメンバーで一足先に第6話から登場。しかし、初登場時には電車で寝過ごすと言う残念な一面を早速披露してしまう。
その次の7話でも用事の日にちを間違えてカードキャピタルに来ていたり、店の出入口を間違ってトイレの方に行こうとしたり
第8話では電車を乗り間違えて遅れたうえにカードキャピタル店長の新田シンを櫂トシキと間違え、
次の第9話ではチーム対抗戦をやっているのを忘れて対戦相手の櫂にすぐ再戦を挑んだり対抗戦が全部終わる前にもかかわらず帰る(次の話では普通に店内に残ってアイチとレオンのファイトを見ていていつの間に戻ってきた状態)など、やたらとおっちょこちょいな面が描かれている。
櫂は彼との勝負はどっちが勝ってもおかしくなかったと語りアイチや三和曰く楽しくやれていたようで好印象だったようである。
キャストに関しては一部メンバーが変更されている中、赤羽根氏が続投となった。
2019版
晴見高校ヴァンガード部に所属。大文字ゴウキ、安城マモルとはチームメイト。
作中で初めて学生服姿が描かれた。
余談
設定上は素晴らしい戦績を持っているが作中では道なる強敵に負けたり支配される事が多々あったからか
アニメ2018年版の年末特番で出演していた声優陣にかませ犬キャラの印象が付いていた。