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兎塚エイジ

うさづかえいじ

兎塚エイジは日本のイラストレーターで、ファンタジー関連に定評がある。
目次 [非表示]

概要編集

1976年大阪府に生まれる。


2004年にMF文庫Jから出版されたライトノベル『ゼロの使い魔』(ヤマグチノボル著。以下『ゼロ魔』)のイラストを担当し、同作が大ヒットしたことで一躍その名が知れ渡る。

この『ゼロ魔』は、2010年代以降に「小説家になろう」等の小説投稿サイトで大隆盛した異世界トリップ物のプロット的立ち位置となり、それによって兎塚もファンタジー関連に定評ありといったイメージが強くなっている。

…が、氏の本職は主にエロゲを主製品にしている株式会社ビジュアルアーツの正社員であるのはもはや公然の秘密でもなんでもない事実である。


Pixivではエイジ名義でオリジナルイラストや版権キャラのものを投稿している。

にんじんバニー

↑最古の投稿イラスト(2010年)


画風編集

柔らかい絵のタッチとライトな色彩が特徴の画風である。

サイヤの使い魔

※対比イメージ


エピソード編集

副業バレ編集

大阪産業大学卒業後、ビジュアルアーツに入社してサワガニのペンネームで活動を開始。…が、その裏で兎塚エイジの別名でラノベ挿絵等の副業を行っていた。

『ゼロ魔』のヒット等で兎塚としての株価が上がっていた一方で、同僚のシナリオライターが兎塚エイジのWikipedia記事を閲覧した際に経歴がサワガニと同一だったため副業バレと相成った。

ビジュアルアーツは正社員の副業を禁止(※バレたら当然解雇)していたが、不思議な力が働いて2009年に同社のゲームブランドManaから発売された『ANGEL MAGISTER』以降から双方の名義を兎塚エイジに統一することで騒動は終息したようである。


もう一つの代表作編集

2015年にホビージャパンのHJノベルスから刊行された『異世界はスマートフォンとともに。』のイラストを担当。『ゼロ魔』以来のビッグタイトルとなる。

しかし、(当時は)同作は異世界トリップ物の中でも毛並みが独特な諸作品の筆頭であったため、『ここで兎塚エイジか…』と一部ファンの間では議論が交わされた。


関連タグ編集

イラストレーター

ファンタジー アダルトゲーム


関わった作品編集


外部リンク編集

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