概要
CV:宮田幸季
吉永家の長男で双葉の兄。初登場時16歳で、県立菜々色高校1年生。
見た目が大変に可愛らしく性格も「その装置があればお花さんとお話しできるんだね!?」などと本気で言ってしまうほど乙女チックなため、5割(などと書いているが原作ではほぼ10割)の確率で少女と間違えられる。なんと鍾馗水仙(彼岸花の一種)やアヒルにまで間違えられた程であり、双葉からオカマと揶揄された他、女子トイレに間違えて入って、そのまま用を足して出てきても「あら吉永君いたんだ」とか言われてしまった始末(ヤクザに「お坊ちゃん」と呼ばれた際には一瞬誰のことなのか迷ってしまったほど)。友人の林吾曰く「コイツに女装させて何が楽しい!? 猫に猫耳をつけるような愚行だ!!」らしい。
髪は栗色(アニメではオレンジ色)で(男子にしては)長く、小説の挿絵では後ろで束ねるシーンも描かれた・・・母親の若い頃にしか見えないが。
温厚かつ常識人であり、双葉のブレーキ役を務めることが多い。体力は7歳下の双葉と互角で運動神経抜群の両親の血をこれっぽっちも受け継いでいないが、それ以外の能力は高く、雑学なども嗜む。
とはいえ、稀に双葉ですら恐れるような行動力を示す(妹を誘拐した東宮と出会うなり張り倒す、ヘタレた百色を双葉の飛び蹴りに続いてクロスチョップで活を入れる、ヒョロガリとはいえ鈍器を持ったヒッシャムに素手で挑む、双葉より早く父のピンチに駆け出す、自己否定を行うガーゴイルを両親&妹と共に一斉にぶん殴るなど)あたり、紛れもなく吉永家の一員である。美術部の後輩に人気がある。
辛い物が苦手で、吉永家で唯一食べられない。
ガーゴイルの影響や演劇部でのボランティア経験から、福祉関係の仕事を目指すようになった。最終巻では林吾の妹の桃と付き合っていることが判明する。
関連項目
男の娘:違うっつーの。