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概要編集

「四輔」ともいう。あるがままの世界、宇宙と万物の創成を司る三清道祖に対し、世界・宇宙の中にあるそれぞれの事柄や領域、現象を司る。

細分化された神徳、役割を持つあらゆる天神地祇を統括する存在でもある。


メンバー編集

  • 昊天至尊玉皇上帝 - 玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)

最高位の神仙かつ、あまり外に出ない三清にかわり天地を直接的に統治し、仙人達・天神地祇を臣下や役人として扱う。

その一環として、神仙に職務や任務をあらわす封号をつける。ある意味、中国王朝皇帝の天界版。

  • 中天紫微北極大帝 - 北極紫微大帝(ほっきょくしびたいてい)

北天に坐す神。北斗七星を擁する斗極にある紫微宮を住居とする。星々とその運行、またそれと同時に起こる四季の移り変わりを司る。

星々の下の天地も担当分野に含まれる。直属の配下として破魔の大神からなるチーム「北極四聖」(玄武天蓬天猷黒煞)を従えている。

  • 勾陳上宮天皇大帝 - 天皇大帝(てんこうたいてい)

紫微大帝と同様、北天の星神。古代中国の星座「勾陳」を構成する「天皇星」の神。天地人、そして人界で起きる戦を司る。

  • 承天效法后土皇地祇 - 后土(こうど)

四御唯一の女神。陰陽の原理のうちの「陰」を象徴し、また全ての大地を司る地母神。あらゆる土地神、都市神、山神を統率する女帝。


六御編集

『道門科範大全集』巻二四では四御に二柱を加えた昊天六御宸尊(こうてんりくぎょしんそん)という枠組みが説かれる。その追加メンバーは神霄真王長生大帝(南極老人)、東極青玄上帝(太乙救苦天尊太乙真人)とされる。


関連タグ編集

斗母元君:元始天王(盤古)の先天の陰の気から彼女が、先天の陽の気からは玉皇大帝が生じている。天皇大帝と紫微大帝は彼女から生まれた長男次男にあたる。

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