概要
称号:地獄人形師(じごくにんぎょうし)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
仮面舞踏会の格好をしている、謎多き幻術使い。人形を好み、青いバラを手に持つ。宿敵は邪能境の主・陰陽師。
正体は不老城の太宰にして、六禍蒼龍の腹心である。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂九皇座 第6集 |
身分 | 十大悪鬼の一人、不老城の太宰、紫耀天朝の尚書令兼第二軍師 |
根拠地 | 陽極川、不老城、紫耀皇殿 |
所属組織 | 天荒不老城、紫耀天朝 |
仇敵 | 陰陽師 |
友人 | 冥輪法魁 |
上司 | 識能龍、六禍蒼龍 |
同僚 | 不老城太師、不老城太輔 |
所有物 | 青いバラ |
人物
オレンジ色の髪に白い仮面、そして西洋風の衣装を身に纏う幻術使い。マイペースで掴み所がなく、華麗を好むナルシスト。持っている青薔薇で術を駆使するほか、他人の体を人形のように操ることもできる。
かつて陰陽師に白い仮面をつけられ、実力が仮面によって半分以上削られた。弱まった状態で、大雪原にて陰陽師と激戦を繰り広げ、敗れて一度死亡した。体は大雪原の湖に沈まれ、凍結される。このことから、陰陽師に強い憎悪を抱き、魂は悪霊と化した。
悪霊になってまもなく、「十大悪鬼」の一人として萬惡鬼樓に囚われる。鬼樓が破損したあと、十大悪鬼共々鬼樓から脱出した。体が大雪原にいたおかげで、腐敗する事なく、魂が戻り復活を果たす。陰陽師に復讐する思いで登場する。
陰陽師と敵対する以外、武林での立場は中立に徹する。手負いの亂世狂刀や傲笑紅塵に不気味な術で治療したり、素還真に地理司の存在を助言したりという行動も見られる。
天荒不老城が現れたあと、正体が不老城の太宰だったことが判明。城主の識能龍を補佐しながら、真の主・六禍蒼龍の復活に暗躍した。六禍蒼龍が復活した後、彼の腹心として、紫耀天朝の尚書令就任し、第二軍師を兼任する。
二人の人形師
霹靂布袋戲シリーズの作品では、人形師と名乗る人物が二人存在する。大まかな外見・使用する術は同じだが、不老城の太宰を務めた人形師と、嗜血者になった人形師は別人である。二人は師弟関係にあり、太宰の方が師匠で、嗜血者の方が弟子。
公式サイトの資料を基準にすれば、本物の人形師(太宰)は前述した人物で、この部分は人形師の弟子(嗜血者)について説明する。
「霹靂劫之闍城血印」時期に登場する人形師の弟子は、仮面を外すことができ、容姿は若い青年。冰城奇域を調査する際に嗜血者になる。冰城から出た後、女陰陽師を襲い、嗜血者に同化させた。嗜血者の一員として、女陰陽師に求愛しながら、彼女とコンビで行動する。ある任務の帰路にて、師匠の青薔薇の術に襲われ、殺される。
「霹靂謎城」では、師匠の人形師が識能龍との会話によると、嗜血者になった弟子のことを「出来損ないの弟子」と語った。
「霹靂驚濤」時期に、佛劍分說が訪れた平行世界にて、女陰陽師と共に登場。仮面をつけている。嗜血者として佛劍分說らと敵対するが、劍君十二恨にあっさり倒され絶命する。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(人形師)※中国語