坂口征夫
さかぐちゆきお
坂口道場代表、DDTプロレスリング所属。
土木施工管理技師で水道管工事会社「株式会社 坂口組」代表でもある。
父は元プロレスラーで新日本プロレス相談役の坂口征二を父に、俳優の坂口憲二を弟に持つ。
自身も父同様に柔道を経験、プロレスラーを目指していたが身長が低く断念。
(因みに身長は父が196cm、弟は185cm。)
高校卒業後建設会社に就職し、土木作業員として勤務。2004年には一級土木施工管理技士免許も取得した。
27歳で空手を始め、東都空手道選手権で準優勝、ルーキーチャレンジカップで優勝。
柔道時代の先輩にあたる『GRABAKA』の菊田早苗に相談し、30歳で総合格闘家に。
2006年9月16日、パンクラスのアマチュア試合「パンクラスゲート」に出場。小野明洋と対戦し、2R膝蹴りによるKO勝利したが小指を骨折。12月2日に予定のプロデビューは延期となった。
2007年4月27日、33歳の時にパンクラスでプロデビュー。チェ・ヒュンソクと対戦し、左ストレートでKO負け。
2007年7月27日、パンクラスでチェ・キーソクとプロ第2戦目を行い、スタンディングでのチョークスリーパーで一本勝ち、プロ初勝利。
2009年9月19日公開の映画『カムイ外伝』(松竹配給)で俳優デビューし、「渡り衆」として出演。
2010年2月21日、パンクラス事務所で会見を開き、身体のダメージなどを理由に現役引退を発表、2010年4月4日、パンクラス興行で引退セレモニーが行われた。
2010年7月、建設会社から独立し、水道管工事を主に手掛ける会社を設立。
引退後は、俳優としても活動。
- ドラマ『クロヒョウ 龍が如く新章』(2010年10月5日):地下闘技場ファイター・TOMOKI役
- 映画『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(2011年):田崎被告役
で出演。
2010年12月30日、引退から8か月での復帰。『戦極 Soul of Fight』でジョン・ジンソとSRCジャケットルールで対戦し、3-0の判定勝ち。
2012年3月22日、DDTプロレスリングの格闘技系ブランドである『ハードヒット』に出場し、中澤マイケルと対戦(腕ひしぎ十字固めで勝利)。以降はDDTに不定期にて参戦。
2013年1月には『レジェンド・ザ・プロレスリング』に於いて、藤波辰爾&長州力と組み、蝶野正洋&天山広吉&獣神サンダー・ライガーと対戦している。
2014年、正式にDDT所属に。
2015年、KING OF DDTトーナメント2015で優勝、8月23日のDDT両国大会メインイベントでのKO-D無差別級王座挑戦し第54代王者となる。
2023年11月3日、DDT新宿FACE大会にて岡谷英樹と組み、秋山準&鈴木鼓太郎が保持しているアジアタッグ王座に挑戦、勝利し第121代王者に。この王座は父・征二も1971年に同王座に就いており、親子二代の戴冠となった。
2024年1月15日、同年2月7日に開催されるDDT新宿FACE大会を以って引退することを発表。