秋山準
あきやまじゅん
※全日本時代はリングネーム「準」の下部にある「十」の右下に「、」を付けていた。
フリースタイル81kg級でインターハイや国体に出場。
専修大学に進学。3年上の先輩に中西学がおり、柔道部の高阪剛〈格闘家、元リングス>所属。〉と同級生で友人となる。
大学卒業後、就職予定だったところをジャイアント馬場の誘いもあって全日本プロレスに入団。(当時新日には先輩の長州力やスカウト担当でもあった馳浩がいたが・・・)。
1992年9月17日、後楽園ホールのセミファイナル(45分1本勝負)・小橋健太戦でデビュー。
1995年1月のアジアタッグ奪取前後から、同期の大森隆男や、先輩三沢光晴、小橋とのタッグでタイトルを獲得するなど、団体の看板レスラーの一人に成長、プロレス四天王と並ぶ五強と呼ばれた。
2000年7月、全日本プロレスからプロレスリング・ノアへ移籍。若手を率いて『STERNNESS(スターネス)』を結成、中心選手になった。
2001年7月、日本武道館で三沢を破りGHCヘビー級王座を獲得。
2002年9月、齋藤彰俊とのタッグでGHCタッグ王座も獲得。
全日の頃とは違って交流戦にも出場、新日の永田裕志と団体の垣根を越えた信頼関係を築き、新日でGHCヘビー級王座を賭けたり、G1クライマックスに参戦し決勝戦に進出もした。
2009年3月、佐々木健介が保持していたGHCヘビー級王座に挑戦し、勝利。約2年半ぶり3度目の王座に返り咲いた(6月にヘルニアで返上)。
2011年春にチャンピオン・カーニバルに出場(秋山にとって11年ぶりの全日参戦)
同年10月、全日本両国大会にて諏訪魔をスターネスダストαで破り、全日時代には獲得できなかった三冠ヘビー級王者獲得(4度の防衛を果たしたが、翌年8月に船木誠勝に試合時間4分37秒で敗れる※)。
その後、生やしていた頭髪を剃り落とし、スキンヘッドとなった。
2012年12月24日有明大会を最後にプロレスリング・ノア退団。
翌年1月、小橋からバーニングを託され、潮崎豪、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志らを率いて再結成。
1月26日、全日本プロレス『2013新春シャイニング・シリーズ』の最終戦に5人で来場し参戦を発表。
7月に正式入団。
2014年6月6日、新会社を設立し7月1日付けで新会社側の社長に就任すると発表、その後社名を『オールジャパン・プロレスリング株式会社』と決まり、代表取締役社長に就任し7月1日より全日本の運営を引き受ける。
2019年7月8日付けで社長職を退任。後任に、オーナーとして携わってきた福田剛紀が新社長に就任した。
秋山は取締役に留まりつつも、団体初のゼネラルマネージャーに就任し、現場に専念。
2020年1月取締役ゼネラルマネージャーを退任、一選手として活動。
同年5月9日、DDTプロレスリングのゲストコーチに就任。
6月27日、リングでの存在感・指導力を評価され、DDT新宿FACE大会において、年末までの予定でDDTにレンタル移籍することが正式発表、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹とユニット秋山軍(仮)⇒「準烈」結成。
同年8月15日、青木篤志メモリアル興行を最後に全日本プロレスに上がらずDDTで活動。(12月31日付をもって全日本プロレスとの選手契約が終了。)
11月には「D王 GRAND PRIX2021」にて優勝、翌2021年2月14日、遠藤哲哉の保持するKO-D無差別級王座に挑戦し勝利、同王座を初挑戦初戴冠。
翌日、武藤敬司のプロレスリング・ノア入団と共に秋山のDDT正式入団が発表された(2022年にノアとDDTは合併、運営会社『CyberFight』が設立された)。
※ GHCヘビー級戴冠時にも5分以下の時間で負けたことがある(第2代戴冠時にJrヘビーの小川良成と4度目の防衛戦で対戦。「5分以内に片付ける」と小川を挑発したがリストクラッチエクスプロイダーを首固めで返され4分20秒で試合が終わり逆に小川に5分以内に試合を決められた)。
エクスプロイダー
相手と向かい合い、右手を左肩口へまわし左手を右太腿の外から股に差し入れ後方へ反り投げる変形の裏投げ。バリエーションで断崖式・雪崩式が存在するが、危険すぎるため一時期封印した。
新日本プロレスの飯塚高史がヒールターン前に得意としていたブリザード・スープレックスとはロックの仕方が左右逆。
リストクラッチエクスプロイダー
股下を通した左手で相手の左腕を掴み、受身が取れない状態で後方に反り投げる改良型。
変形リストクラッチエクスプロイダー
リストクラッチしてのフィッシャーマンズ・スープレックス。
スターネスダストα
リストクラッチしてのフィッシャーマンズ・バスター。
ナガタロックII
永田裕志直伝。秋山はお返しにエクスプロイダーのコツを永田に教えている。
変形スターネスダストα
スターネスダストγ
フロントネックロック
ジャンピングニーバット
ブルーサンダー
ネックアンドアームブリッジ