外道乙女隊
げどうおとめたい
また、同ユニットを原型のひとつとして企画されたアニメコンプレックス枠『あかほり外道アワー らぶげ』にて放送された作品「それゆけ!外道乙女隊」の事。
本項目では、この両方について詳述する
ブロッコリーが、自社発行のトレーディングカードゲーム『アクエリアンエイジ』のプロモーションのために、当時のビッグネームであったプロデューサーあかほりさとるの元で結成(プロデュース)させた「アクエリアンエイジデュエリスト声優ヒール軍団・外道軍」と、それに対抗するためにブロッコリー社長(当時)・木谷高明が結成(プロデュース)した「アクエリアンエイジデュエリスト声優ベビーフェイス軍団・ブロッコリー軍」が前身。当初はイベントで両軍が激突し、切磋琢磨する姿をもって『アクエリアンエイジ』のゲームプロモーションを行っていた。
のちにイベントは両軍の激突から共闘へと推移。両軍から女子メンバーを出しユニットとしてデビューさせてプロモーションを行う形でのイベントアピールへと変化する。
かくて外道軍から音宮つばさ・門脇舞・榎本温子が、ブロッコリー軍からは近藤佳奈子・廣田詩夢が選出され、あかほりプロデュースのもと、ユニット外道乙女隊が結成された。
のち『らぶげ』のスタートと共にラジオ番組「外道乙女隊放送局」を持つに至る。
アニメ魂のアニメコンプレックス企画『あかほり外道アワー らぶげ』で放送された2005年夏季アニメ作品。放送期間や制作、テーマなどに関してはそちらを参照。
悪の美学を極める道を夢見ながら悪の組織の戦闘員として道半ばにして倒れ散った両親を持ち、その血と夢を継がんと奮闘する、心優しい魔女っ子姉妹が「立派な悪」を目指して奮闘する(けど、本人たちの資質など様々な要因から善行を積んで人々から感謝されてしまう)物語。
あらすじ
都会の喧騒の片隅で清貧にあえぎながら両親の死にもめげず、清く明るく肩を寄せ合い生きている北華(ほっけ)五姉妹。しかして、その正体は「誰もが恐れる立派で外道な悪」を目指して日々を頑張る魔女っ子姉妹外道乙女隊であった。
姉妹の両親は、とある悪の組織で「いつかは怪人に改造され幹部に上り詰める」事を夢見る「ベテラン戦闘員」であったが、職場恋愛の果てに所帯を持ち、かわいい娘たちに恵まれて、その夢を棚上げにしていた。だが、末の妹を産み落とした母は、その産後の肥立ちを悪化させて夭折。父もまた娘たちを育てるために戦闘員として励むが、結局は敵対する正義の味方によって十把一絡げの戦闘員としてアッサリ下され帰らぬ人となった。
病床の両親より「悪の組織の戦闘員のサラブレッド」として愛情たっぷりに育てられた姉妹は、やがて両親の目指す景色を見たいと願い、その背中を追うことを決意。その手始めに北華家先祖代々に受け継がれる「18禁」と書かれたツボの封印を解く。
ツボから出てきたのはなんと手乗り悪魔のアクマコ2であった。アクマコは姉妹に魔法の才能がある事を教え、彼女らが両親が望む「立派な悪」となるために姉妹たちを指導する。
しかし姉妹は、その持ち前の性質・性格、あるいは偶然のイタズラから、悪の道を邁進しているはずが行動が転化され、世の人々が喜びまくる正義の善行を積みまくってしまうのだった……。
登場人物
- 北華音子(ほっけ おとね)/ CV:榎本温子
- 長女(長姉)。家族を養うためにバイト漬けの日々を送る優しいお姉ちゃん。水のエレメンタル(魔法力)を持つ。事ある毎に破壊記事が出るラブフェロモンの事を「悪」の先達として尊敬している。
- 北華妹香(ほっけ まいか)/ CV:門脇舞
- 北華翼(ほっけ よく)/ CV:音宮つばさ
- 北華加菜子(ほっけ かなし)/ CV:近藤佳奈子
- 四女。マリオン学園に通う小学生。早熟な体格(とはいえグラマーとかではないが)と謎の色気を持つ、無自覚系天然小悪魔。普段は引っ込み思案だが魔法を使うと大胆な威力を発揮する。木のエレメンタルを持つ。
- 北華詩乃(ほっけ うたの)/ CV:廣田詩夢
- 五女(末妹)。未就学児。とにかく純粋かつ無邪気な天使系幼女。光のエレメンタルを持ち、魔力は姉妹の中で最強。
- アクマコ2 / CV:松岡由貴
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