概要
ジャリュウ一族の頭目である創造王リュウオーンが、自らの遺伝子操作で生み出した恐竜に身体能力の強化とサイボーグ手術を施す事によって、大邪竜ザルドと同時に作り上げた改造恐竜。
さながら赤い翼竜型の竜人と言うべき姿を持ち、両肩には巨大なジェットエンジンが付いている他、体のあちこちにも翼竜の翼の意匠が見られる。相方のザルドとは対照的にスリムな体形をしているのも特徴。
上記の外見から分かる通り、ザルドがパワー型ならギラドはスピード型の大邪竜であり、両肩に付いたジェットエンジンによって時速800km/hのスピードで移動する事が可能で、背中に装備されたギラドブーメランで相手を翻弄する戦法を取る。
主な戦法はこのブーメランを剣の様に手に持ち、常に死角から恐るべきスピードですれ違い様に相手を斬り裂くと言う物で、俊敏さを誇るスピードタイプとなっている為に相方とは逆にパワー不足が弱点である。だが、リュウオーンもそれは分かっている為、大邪竜ザルドとのコンビネーション戦法を前提とした設計思想の下に開発されている。故に、この2匹が力を合わせた時の攻撃力は最強なのである。
活躍
単体でダイボウケンを苦戦させるザルドを援護する形で出現するや、ギラドとの連携でダイボウケンを敗北に追い込み、砂礫島まで鹵獲して持ち去る。
その後、大神官ガジャの操縦によって動き出すと、レッドの操縦するダイボウケンをザルドと共に圧倒するも、ダイボウケンが4台のゴーゴービークルと超轟轟合体してスーパーダイボウケンになった事で形勢は逆転。為す術も無く圧倒された末、止めのダブルアームクラッシュをザルドと共に喰らい仲良く爆散した。
余談
- モチーフは『星獣戦隊ギンガマン』のギガフェニックスであり、頭部や両肩などのディテールにもその面影が見られるが、原典が青かったのに対してこちらは赤い。とは言え、それでも相方のザルドがギガライノスである事を踏まえると、他に考えられぬ理想的チョイスである事に変わりは無い。
関連タグ
轟轟戦隊ボウケンジャー ネガティブシンジケート ジャリュウ一族