曖昧さ回避
⇒天誅(コーエーテクモ発売の天誅シリーズを主に解説)
解説
テロ行為によって要人を暗殺していくことや、その際の掛け声として用いられる。
天からの処罰を自らが(天の代理を僭称して)下すことを正当化するという意味合いが強い。
幕末では尊皇攘夷派による暗殺の大義名分とされ、桜田門外の変や岡田以蔵の人斬りも天誅と称された。天誅組も尊王攘夷派による組織である。
昭和前期・昭和11/02/26には尊皇討奸の名の下、昭和天皇の寵臣暗殺クーデターが発生。
その内の中橋基明中尉は寝ている高橋是清財務大臣(大蔵大臣)に「天誅」と叫んで三弾射ち込んだ。
また、ベットの上で起きている斎藤実内大臣を五人がかりで「天誅」と叫んで拳銃を発砲し続けた。
昭和後期・昭和51/03/23には右翼の大物であり、フィクサーとも称された児玉誉士夫に自宅に俳優兼右翼の前野光保が「天誅を下す」と電話を入れ、小型セスナPA-28-140型機で児玉誉士夫の私邸に特攻(自爆テロ)を行った。
関連タグ
人誅:似て非なる言葉。
月に代わっておしおきよ:セーラームーンの似たような決め台詞
辻斬・狂想曲:オンライン:ラノベ「シャングリラ・フロンティア」の作中作。詳細は当該項目に譲るが、「天誅!!」が「死ね(こんにちは)!」感覚で多用される。ここから転じて、アニメの配信時にもコメントで「うぽつ」のノリで「天誅!!」と書き込まれる事が多い。