概要
駅名はかつて存在した駿東郡富士岡村に由来する。
御殿場線がまだ東海道本線の一部であった1911年(明治44年)5月に富士岡信号場として設置され、戦時中の1944年(昭和19年)8月に信号場から駅に改められる。最初の2ヶ月ほどは、当駅から南へ1kmほど行った場所にあった「陸軍重砲兵学校富士分教場」へ通勤・通学する定期乗車券所持者や軍人・軍属専用となっていたが、同年11月には一般客の利用も可能になった。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。
業務委託駅で、夜間は無人駅となる。
かつてはスイッチバックが存在したが、1968年(昭和43年)7月1日の御殿場駅〜沼津駅間の電化に併せ、スイッチバックを廃止している。
1989年(平成元年)10月に交換設備が新設された。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,120人(降車客含まず)である(静岡県統計書より)。
- 利用者は多い方ではないが、増加傾向にある。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 922人 | 1,844人 |
2009年(平成21年)度 | 930人 | 1,860人 |
2010年(平成22年)度 | 899人 | 1,798人 |
2011年(平成23年)度 | 892人 | 1,784人 |
2012年(平成24年)度 | 916人 | 1,832人 |
2013年(平成25年)度 | 947人 | 1,894人 |
2014年(平成26年)度 | 958人 | 1,916人 |
2015年(平成27年)度 | 1,000人 | 2,000人 |
2016年(平成28年)度 | 1,030人 | 2,060人 |
2017年(平成29年)度 | 1,071人 | 2,142人 |
2018年(平成30年)度 | 1,097人 | 2,194人 |
2019年(令和元年)度 | 1,120人 | 2,240人 |