概要
現在プレミアム召喚(ガチャ)から除外されており、入手経路はピックアップ召喚やチケット召喚などに限られる。
人物像
いかにもアラビアンテイストで涼しげな服装を見にまとい、フェイスベールが妖艶な雰囲気を醸し出す。
ダンサーに見えなくもないが、これでも魔術師であり、公式プロフィールによると、彼女の踊り自体に発動術式を組み込んでいるとのこと。
性能
ガチャ限プラチナユニットゆえに、ステータスは高水準。
特に好感度ボーナスが攻撃力に設定されているのもあって、覚醒前カンスト時でも800となかなかの高火力。
スキルは『幻惑の秘術』。
最長30秒間、攻撃範囲内の味方が物理攻撃を一定確率で回避するようになる。
よほど確率が悪くない限り、敵の攻撃をノーダメージで掻い潜る事でき、ブロック役のユニットの場持ちの強化、他の遠距離ユニットの保護を担える。
特にオークなどの魔法攻撃手段に乏しい相手に対して多大なアドバンテージをとることも可能。
『抱えて焼く』を基本とするメイジとしては、主にブロッカーへのサポート面で強みを発揮するスキルといえよう。
反面、魔法・貫通攻撃に対しては効かないため、相手を見極める必要がある。
回転率はそんなに良くないため、『ここぞ!』というときに使おう。
弱点はHPと防御力の低さ。
覚醒前カンスト時でも防御力二桁台を突破することができず、その点について不安が残る。
配置の順番に注意して、避雷針役のユニットにしっかり守ってもらおう。
範囲攻撃の巻き込みとマルチロック攻撃には要注意。
第一覚醒
覚醒すると『アークメイジ』に変化。
新たにアビリティ『攻撃速度アップ』を習得し、攻撃後の待機時間が減少し、攻撃速度が上昇。
黒衣のサイラスとは違い、デメリット無しで攻撃速度が上がるのは大きく、大幅に強化されたステータスもありDPSが大きく向上。
加えてクラス特性の魔術師バフが強化され、攻撃力上昇値が15%になったことで、ステータス画面の表記以上の火力を発揮するようになった。
さらに好感度150%時には射程277となり、賢者バルバストラフの長所もある程度兼ね備えてくれる。
第二覚醒
第二覚醒すると『メイジデストラクト』に変化。
HPと攻撃力のステータス値が上昇、LV.MAX時には4桁までなる高火力、そこそこの耐久力を獲得した。
さらに射程も上昇し、好感度150%時には驚異の297にまで跳ね上がり、魔法皇女エステルのそれに迫る。
加えてクラス特性も強化され、攻撃後の待ち時間を少し短縮の効果も追加、アビリティも相まってDPSがさらに増加。
範囲攻撃を連射する彼女の姿は中々の壮観である。
45の魔法耐性をも獲得したことで、範囲魔法攻撃に巻き込まれても強引に攻撃を続けられる程度の打たれ強さを有するように。
しかしそれは避雷針としての役割を得た、という意味ではないため、保険として受け取っておこう。
スキル覚醒
スキル覚醒すると『アクセルミラージュ』に変化。
30秒間自身の攻撃速度が上昇し、範囲内の味方が物理攻撃を一定の確率で回避する。
従来の物理攻撃回避効果に加え、元々持っていた攻撃速度上昇のアビリティ(第二覚醒後はクラス特性)をさらに強化、ウィッチを上回るスピードで攻撃するようになる。
元々の基礎攻撃力が高いこともあり、高防御力の敵から雑魚敵ラッシュまで対応でき、範囲攻撃を連射する様は爽快である。
自ら積極的に攻撃するようになるため、結果的に味方への被害軽減にも貢献できる。
しかし、回転率の悪さだけはどうしようもできない。
そもそも元々の通常スキルが長いため、些細なことだろうが……
評価
メイジにしてはなかなかの性能を持つが、数多くの同クラスユニットに紛れ、地味な印象が否めない。
特に近年実装されたとんでもないイレギュラーの存在が拍車をかけたといってもいいだろう。
しかし、最終的に4桁まで高められた自前の火力は、シンプルな強さと安定した使い勝手を誇る。
加えて、アビリティと第二覚醒クラス特性からなる高い攻撃速度を持つことによってDPSを確保、高防御力の敵を取り巻きごと素早く削ってくれる。
スキル内容の都合上自身に火力バフをかけられず、スキル覚醒でもしない限り殲滅力に変化がないが、逆に言えば仲間の協力を受ける余地があると言える。
味方からのバフや、敵への魔法耐性デバフ次第では、更なる高火力を叩き出せるのも夢ではない。