概要
てんとう虫コミックス第24巻、藤子・F・不二雄大全集第11巻に収録。
テレビモニターに特定の場所を映してから台の上に物を置くと、その場所へ瞬間移動でそれを送り届けることができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1980年4月11日放送。
- サブタイトルは「わすれ物おくりとどけ機」
- ドラえもんは忘れ物おくりとどけ機を出している間、のび太のノートを頭の上に置いている。
- のび太はしずかの家い来た際はちゃんと玄関から入っている。
- スネ夫がどこかに隠してないか筒を確かめるシーンはカット。
- のび太は花を出す前に電気スタンドやグローブ、サッカーボール、バット、置き時計、帽子、プラモデル、どら焼きも出している。ちなみにドラえもんはどら焼きを転送する前に2個ほど食べている。更に花を出した後もラジオと優勝カップも出している。
- いら立ったスネ夫が出すようリクエストものはライオンとか熊とか象。しかし当然だせるはずもなく、怒ったのび太が「早くしろ!全く、のろまなんだから!」と言ったため、堪忍袋の緒が切れたドラえもんが飛び出し、これを見たしずかが「すごい手品!」と言って本編は終了している。
- 本編終了後のショートアニメは忘れ物おくりとどけ機のスクリーンごしにドラえもんが舌を出してネズミをからかい、これを見てネズミは怒るが、その直後にドラえもんが自分とネズミの位置を入れ替えるというもの。
水田版
- 2012年6月29日放送。
- のび太は宿題を全部やって来たと自信満々で登校し、クラスメイトたちも仰天させた。ちなみにジャイアンとスネ夫は「こいつは雨どころじゃないぞ!」「もう世界の破滅だよ!」と慌てていた。
- 転送された傘がキーボードの上に落ちたことでパパはパソコンで作っていた仕事のデータが消えてしまった。
- しずかの部屋に遊びに来ていたのはスネ夫だけじゃなく、ジャイアンもいた。
- のび太が出した花瓶は茶色で形状も原作と大山版とはかなり異なっている。
- ドラえもんの協力を得て披露したマジックが大好評だったため、のび太はしずかに頼まれ町内の子供会でもマジックを披露することになり、キャベツや座布団、熊の生き物、バナナを出した。するとスネ夫からどら焼きを出すようリクエストされドラえもんはおやつのどら焼きを泣く泣く転送するが、またもスネ夫が蛇を出すようリクエストしてきたため、ドラえもんが自身の腕に蛇のペイントをして転送した。
- それから女の子から地球をだしてとリクエストされ断ろうとするも、スネ夫を始めとした観客が皆で「地球!」と唱え始めたため、ドラえもんが自身の後頭部に地球のペイントをして出現。そして今度はライオンのリクエストが出たが、とうとうドラえもんの堪忍袋の緒が切れ原作と同じくドラえもんが怒って出て来るというオチになっている。