概要
その名の通り愛を司る女神で、人間達を魔王の手から救うべく、主人公ラウル・エヴァンスを勇者として転生させた張本人。ラウルの事を密かに愛している。
しかし、魔王を討伐したラウルを、人間達が無残にも殺したことで心を痛める。
死後、再び自らの元に訪れたラウルから人間達に復讐する為に自らを生き返らせる事、彼の中に眠る闇の力を解放する事を要求され、一度は断るも、「俺への気持ちはその程度か」と煽られ、愛するラウルの気持ちに応える為に彼の望みを叶える。こうして元勇者ラウルはヴィクトリア王女をはじめとする自分や家族を裏切り陥れた人間達に復讐するため復活した。
その後、火刑に晒され現実で死を遂げたクリスティアナに復讐を行うため魔王の妹・テオドールによって(わざと)殺されたラウルと、白い世界において再び彼の前に現れる。
「一度死んだ魂は浄化させるまで現世に戻してはならない」という神の国のルールを破っていた彼女は代償として左腕を失っていた。
再会したラウルから「地獄に連れて行け」と恐喝されると、嬉々として自身の右目を代償としてラウルの望みを叶える。
人物
慈悲深い性格だが、マゾヒストの気があり、ラウルになじられる事を乞い、ラウルの責め苦に遭うヴィクトリアを羨ましく思っている。
以上の事から、ラウルからも「頭のイカれた変態」と思われている。
関連タグ
復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 女神 マゾヒスト ドM
以下、ネタバレ注意
ラウルがクリスティアナへの復讐を遂げた後、三度ラウルの前に現れる。
右目と左腕を失っても尚ラウルからの要求は尽きず、地獄から脱出する為に今度は地獄を司る神に対抗する術を教えるよう要求されるが、彼女は地獄を司る神は不死身だから無理だと話す。
するとラウルは彼女に対し冷たくこう言い放つ。
「じゃあお前は用無しだ」
愛するラウルの為に目や腕を差し出してもラウルは自分の愛に応えず、挙句に用無しと言われた事で流石に彼女もラウルを責めるが、ラウルから相手の見返りを求めのは真実の愛ではなく、真実の愛を見せろと説き伏せられ、ラウルによって心臓を奪い取られる。
ラウルは心臓から彼女の記憶を探り、天界の宝物庫にある「神殺しの鎌」の情報を入手する。
ラウルにとっては人間だけでなく、自身を勇者として人間界に遣わせておきながら見殺しにした神々も復讐対象であるが彼女だけは特別だとラウルから甘く囁かれ、真実の愛を見せてほしいと唆された彼女は心臓を戻されると神器「神殺しの鎌」を取りに向かう。
そして、神器をラウルの元へ届け、ラウルは神器で地獄を司る神の首を撥ね殺害する。
神を殺した彼に嘆くが、ラウルは今度は彼女に神器を向けたのであった。
「これでやっと復讐への下準備が終わったぜ」
実はラウルにとって、地獄を司る神はついでで、本命の復讐対象者は彼女であった。
地獄にてクリスティアナに復讐を遂げた直後に回想が流れる。実は、クリスティアナは幼少の頃、夢枕に立った愛の女神により聖女となって人々を救済するよう神託を受けいた事が判明した。
つまり全ての元凶はクリスティアナではなく彼女だったのである(即ちだいたいこいつのせい)。
そしてラウルは彼女の心臓からこれまでの記憶を読み取り、全ての真相を知ったのであった。
突然のラウルからの宣告に困惑する彼女に対し、ラウルはある過去の映像を見せる。
それはラウルがヴィクトリアによって牢に入れられていたぶられていた頃のものであった。
ムチで散々ラウルをいたぶっていたヴィクトリアが突如としてラウルに魔法をかけて強制的にアレを大きくさせる。そして大きくなったラウルのモノにしゃぶりつき、手で扱き、そのままの勢いで自身の体内へと挿入して中に出させたのだった。
実はこの時のヴィクトリアは女神に意識を乗っ取られており、ラウルを襲ったのも女神の意思によるものであった。つまり彼女は人間界に介入できるにも拘らず、ラウルを助けなかったばかりか、ラウルが拘束されているのをいい事に彼を犯しまくっていたのである。
過去の悪事を暴かれて動揺しながらも自分とラウルの間には唯一無二の愛が存在していると強く主張するが、そんな彼女にラウルは更なる過去の映像を見せつける。それは彼女がこれまでにありとあらゆる容姿端麗な男達に「唯一無二の愛」を語り掛け、身体を重ね合っている場面であった。
彼女には野望があった。それは好みの男との唯一無二の楽園を作る事であった。しかし、自身のその野望を叶えられる力の無い男だと判断するとヤリ捨て、力のある男でも使えなくなったらヤリ捨ててきたのだった。これらの証拠映像により、ラウルからは「単なるアバズレ」だと断ぜられる。
そして「やられた事をやり返す」ことをモットーとするラウルが自身を強姦した彼女に対する復讐を示唆した際、彼女は期待に胸を膨らませていたが、そんな彼女の前にラウルが用意したのは醜悪な容姿をしたオークであった。
女神の忌み嫌う要素をとことん詰め込んで具現化させたオークを一目見て全力で拒絶するが、ラウルによって異空間の牢屋へと連れて行かれ、鎖で拘束される。ラウルに許しを請うも聞き入れて貰える筈もなく、再び心臓を奪われて立ち去られてしまう。
残ったオークと二人きりになったところでオークに局部をまさぐられ、巨大なイチモツを挿入させられる。オークに犯されて嫌がる彼女だが、牢屋の中は感度を上げる魔法で満たされている為、同時に快楽も覚えてしまう。
そして遂に中で出されるも、オークの精力は強く100回は可能との事であり、牢屋の中で更に犯され続ける事となる。
オークにより120回犯された時点で異空間から地獄へ戻る途中のラウルに奪われた心臓を喰われ、身体が消滅しかける。ザー〇ンにまみれた状態で絶対神に助けを求めようとしたところ、調子に乗ってしまった事に気付いたオークが妻にバレて叱られる事を恐れ、証拠隠滅を図る。絶対神への助けが届く前にオークによって身体を潰され止めを刺される。汚物の如く汚れ切ったその身体は、オークが掘った穴の中へと埋められる。
散々その時代で一番麗しい男達を弄んで捨ててきたアバズレ女神にぴったりの末路であった。