概要
戦略を考える人。英語ではストラテジスト(strategist)という。
古来、戦争において、敵に対して有利な立場に立つには、優れた軍略プランが必要不可欠だった。かの孫子も軍略の大切さについて語っている。
マキャヴェリの『戦術論』から近代的な軍事学ははじまり、マキャヴェリを継承したナポレオンは近代戦略家の集大成といっても良い。
現在ではビジネスの場にて用いられる戦略だが、元々は軍事的な理論だった。『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』とは孫子の言葉だが、優れた戦略家から学ぶことは生活に役立つこと、人生の道標となる可能性を秘めている。
主な戦略家
海外の歴史フォーラム(allempires.com)で議論の結果出来たリストにて、優れた戦略家のランキングが出来ている。
上位10名は以下の通り。
- チンギス・ハーン
- アレキサンダー大王
- ナポレオン・ボナパルト
- ハンニバル・バルカ
- ティムール
- ハーリド・イブン・アル=ワリード⋯アッラーの剣と謳われた、ムハンマドに仕えた名将。
- アレクサンドル・スヴォーロフ⋯ナポレオンをボコボコにした、ロシア帝国の名将。
- ヤン・ジシュカ⋯フス戦争の立役者であり、有史以来始めて鉄砲を戦略的に利用した名将。
- ベリサリウス⋯ユスティニアヌス1世に仕えた名将。
- ジョン・チャーチル⋯イギリス。初代マールバラ伯爵。18世紀フランス軍の無敗神話を打ち破る。
ちなみにこのリスト、日本人では織田信長が57位、豊臣秀吉が43位、武田信玄が93位となっている。
架空の戦略家
⋯ここでは軍事関連のみに限定する。軍事以外の戦略家については司令塔を検索されたし。
関連タグ
表記揺れ
参考
- ウィキペディア:ストラテジスト、戦略