概要
『ケロロ軍曹』に登場するギロロ伍長・タママ二等兵・ドロロ兵長のトリオを指す際のタグ。
クルルは非戦闘員、ケロロは隊長で普段の戦闘シーンがあまり多く描かれていないため、ケロロ小隊の中でも戦闘シーンが多いのはこの三人ということで名付けられた。さらに3人には「パワー=タママ」・「スピード=ドロロ」・「ディフェンス=ギロロ」という戦闘の三要素が揃っているため、大体の戦闘シーンがあるエピソードではこの三人がそれぞれの得意分野で活躍することも多い。
ただしpixiv含め、ファンアートや二次創作でこの三人で描かれることが少ない(これはケロロ小隊5人だと本格的バトルが締まらないという理由で、彼ら三人+ケロロまたはクルルを主体とするイラストを描くユーザーが多いから)影響か、この名称で呼ぶユーザーはあまり多くなく、単なる「戦闘員」や「戦闘組」、「タマギロドロ」「ギロタマドロ」などと呼ばれる方が多い。
なおこのトリオはアニメや原作の本編よりもゲーム作品でよく見られるため、本編しか見ていないユーザーにとったら馴染みが薄いトリオなのかもしれない(イラストが少ないのはその影響…?)。
傾向
アニメ
戦闘トリオが初めて出てきたのは23話である。それ以降もしばしば登場しているが、主にケロロのツッコミ役または呆れる人達である。また、257話はケロロの緊急事態の時、一緒に秘密基地に来ていたなど、一緒に行動する場面が多くある。
アニメ第165話『クルル 臨時隊長であります』では、ケロロが思わぬ事故で入院することになったため、クルルが代わりに隊長を務めた。その影響でこの三人が隊員となったため、あらゆる手を使ってヤクニン星大使を怒らせないように頑張った。
原作
110話『嫌的、嫌的、嫌的、奴的存在…の巻』では、クルルのいたずらを止めるためケロロと一緒に来たが、クルルの機械で操れた夏美達と戦うことになる。ケロロは冬樹と頭脳対決で、ギロロ達は戦闘であった。この時、『眠っていた力が蘇った』、『久しぶりのバトル』、など話している。この後、ヴァイパー・R(ヴァイパー・リサイクル)が来たが、タママとギロロとドロロの戦いを邪魔したためか、3人は逆切れをし、一撃で倒した。
125話『絶海之孤島大決戦…の巻』では彼ら三人がケロロと冬樹を助けるため、出撃しようとする描写が描かれる。その際タママは「若者だから」という理由で出撃できず、ギロロとドロロだけが出撃した。
163話『サヨナラ・ケロロロボ…の巻』ケロロが何者かに操られ、ケロロと戦うことになる。この時の臨時隊長はギロロであった。
映画
劇場版3ではケロロがトラップに引っ掛かり、罠が作動してしまい、その罠を壊していた。
劇場版5ではクルルがアクアクに食べられそうになった時に助けようとした。また、後半では、ケロロがアクアクにやられた後、冬樹がケロロを復活させる邪魔をするアクアクと戦った。最後のシーンでは、ケロロのことが心配で、ケロロの所に会いに行った。
ゲーム
『ケロロ軍曹 演習だヨ!全員集合パート2』ではミニゲームの1つである「ケロンインアクション」が彼ら三人のメインエピソードになっている。ちなみにキャラ選択が3人に制限されるのはこのゲームのみ。
『超劇場版ケロロ軍曹3 天空大冒険であります!』では小隊ポットで交代する際、この三人だけしか選べなくなるステージも存在する。『撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』ではこのトリオの絡みがほとんどなくなっているが、今作で新たに登場した「特定のキャラでしか行くことができない専用の壁」でこの三人のものだけが登場している。
『ケロロRPG』ではこの三人でパーティ編成することも出来る。パーティバランスとしては攻撃型になるため、戦闘を早く終わらせたいならこのトリオにするのを勧める。ちなみに戦闘終了後の掛け合いは2つ用意されている。
余談
TwitterではQRコードが作成できるのだが、その際「赤」「青」「黒」「緑」「オレンジ」(クルル…ドンマイ…)の五色の背景色がランダムで表示されるらしく、公式がケロロのカラーである緑を出せず残りの三色(ギロロの赤・タママの黒・ドロロの青)だけ出して少し困惑していた時期があった。
(結局出たのかは不明)
ちなみに新ケロロが普段スタイルチェンジするのは(普段の姿がスタイルといわない場合)この三人である(クルルのスタイルは見せたくないらしく、本編でも1度しか登場していない)。
注意
「タママ ギロロ ドロロ」と検索したり「ケロロ」でマイナス検索したりしても、この三人のイラストが出てくる確率は非常に低いため、彼ら三人トリオのイラストにタグを付ける際は十分に注意が必要である(「ケロロ小隊」でマイナス検索すればかなり減るが、あまり期待はできない)。
関連タグ
ケロクル…ハブられた残り二人。「非戦闘員」「悪友コンビ」などとも呼ばれる。