ゴーゴン大公「ニューヨーク、パリ、モスクワ、ロンドンの各都市は破壊された。後は俺が作戦を担当する東京だけか。よし!徹底的に破壊してやる!戦闘獣軍団出撃!」
概要
映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した爬虫類型戦闘獣で、二本の角を生やした蛇の姿をしている。戦闘獣の特徴である本体の顔は薄いピンクの髪の女性で尾部の先にある。
水中を泳いで移動できる他、空中も自由に飛行する能力も持つが、最大の武器は口(前部)から吐くあらゆる金属を溶かす緑色の溶解液。
活躍
オルピィ、アルギモン、グロスデン、アルソスらにより、それぞれの持ち場の都市が破壊されたことを確認したゴーゴン大公の命令でダンテ、バーディアン、ライゴーン、スラバ、マモスドンと共に海から出現し、東京を目指す。
東京に到着すると、マジンガーZが海中でスラバと格闘中に溶解液や噛みつき攻撃で現れた空軍の戦闘機を次々に蹴散らし、東京の街を火の海にした。
その後、スラバを倒し、再び東京の街に駆けつけたマジンガーZを溶解液で襲い、ジェットスクランダーの右翼を溶かして多少のダメージは与えたものの、最期は無傷だった左翼で前後の頭部を切断されて倒された。
派生作品
スーパーロボット大戦シリーズにも登場している。
初登場はFC版「第2次スーパーロボット大戦」。他に第3次スーパーロボット大戦、スーパーロボット大戦α、スーパーロボット大戦α外伝、スーパーロボット大戦IMPACTと古参の割に少な目か。
劇中を再現しているのか、参戦している戦闘獣の中ではかなり弱い。
武器は劇中で見せた毒液が威力低い、射程短いと散々な性能。装甲低下の特殊効果が付いてそうなものだが、シリーズの時期的に未実装。そのため威力高い、射程それなりに長いという破壊光線が付いている。だが実はスパロボ捏造……もといオリジナル武器。なので本来の武器である毒液はほとんど誰も覚えていない。