概要
初出 旧約3巻
学園都市の虚数学区には才人工房(クローンドリー)という都市伝説が存在する。
3巻 地の文より:
いわく世界中の偉人・聖人のDNAを保管し、その解析の結果、ボタン一つでいくらでも天才を製造できる『才人工房(クローンドリー)』があるとか。
その正体は、天才や偉人級の人間を人工的に生み出す事を目的とした学園都市暗部の研究機関。
メイン画像にいる食蜂操祈、警策看取はここで、能力開発を受けていた。
本来の目的は上記の通りだったのだが、食蜂操祈の能力の『心理掌握』に目が眩み、「偉人を作るよりも偉人を洗脳した方が早い」と判断し、自分らが、心理掌握を自在に操れるように目指す「エクステリア計画」にシフトした。また上層の組織からドリーも預けられており、この件に関して研究者達は「目的もわからない人形遊び」と評しており、重要には扱っていなかったようだ。
そして、人を信頼していない食蜂は少しずつ研究者達の洗脳を進め、エクステリア計画は潰された上、組織ごと食蜂に乗っ取られてしまった。
また、特別能力開発クラスとして、第三研究室『内部進化(アイデアル)』が設けられていた。
内部進化(アイデアル)とは、洗脳と精神的ドーピングを専門とする部署で「インディアンポーカー」の原形であるオリジナルカードを開発したりしていた。(ドッペルゲンガーについては操歯涼子へ)
蠢動俊三の主導で悠里の能力「幽体連理(アストラルバディ)」を利用し「理想の能力」を作り出す研究を行っていたが、実験で研究者や被験者の子供達に多数の死傷者を出してしまった。(蠢動は気も留めなかったが)これもまた、食蜂の活躍により、解体に追い込まれた。
現在は食蜂によっていいように使われている。