概要
織田信長の一代記を記載した史料「信長公記」にて言及、実在したとされている相撲取り(力士)。情報が少なく未だに謎の多い人物である。
太陰暦の天正6年2月29日(太陽暦の1578年4月6日)に安土城中で相撲大会が開催され、織田信長の御前での相撲で、優れた相撲を取った23人のうちの1人として参加。金銀で彩色され平骨に濃を施した扇が下賜された。
天正6年8月、天正8年5月にも同大会が開催されて参加しており、特に後者では面白い相撲を取って銀子五枚を下されている。
創作における関連作品
- 『テンカイチ』
第4回戦に豊臣家後援で出場。鬼の面を被った3mはあろうかという巨漢。