「星間タクシー組合をなめちゃいけませんぜ!!」
解説
『うる星やつら』の原作第3話「悲しき雨音」/アニメ第1話Bパートで登場した宇宙人(CV:肝付兼太)の職業で、「星間タクシー組合」という組合を組織している。
運賃は、友引高校から諸星あたるの家までの運賃が、地球の石油含有量と同じで、ラムちゃんの星の雷エネルギー9ガラス分。また、あたるの家から成層圏までで地球一個分相当と、どうあがいても地球人は払えない運賃である。
宇宙で流し運転をしていたところ、あたるの友人達もとい自称ラムちゃん後援会が星に帰ったラムちゃんを呼び戻すために行われたUFOを呼び出すための儀式にほぼ強制参加させられたあたるの強いテレパシーに呼ばれて地球に来て、客と勘違いしてあたるとラム親衛隊の連中達を友引高校から諸星家まで運んだ。
友引高校からあたるの家までの運賃をあたるに請求するが、先述の通り、あたるどころか地球人が払えそうにない金額だったので、払うことが出来ず、これを無賃乗車と見なした。
このため組合の連中とともに、石油コンビナートから諸星家の灯油に至るまで地球上の原油や灯油などを強制的に取り立てる。
これによりオイルショックが勃発した上に、取り立て理由もしっかり地球側に連絡し、それが報道されたために、あたるの父が地球からの逃亡を考える所まで陥ったが、諸星家での同居を条件にラムちゃんが立て替えることで解決し、取り立てた石油は一週間以内に地球に返却されることになった。……一週間世界中で降り続く石油の雨として。
ちなみに、あたる達を諸星家に運んだ宇宙人は運賃が支払われるまで諸星家に滞在している。
少なくとも原作及び旧作アニメでは、ラムちゃんが諸星家で同居するきっかけになった連中達である。
2022年放送のリメイク版アニメではエピソードごと出番がカットされた。