「天涯無歲月,歧路有風塵, 百年渾似醉,是非一片雲。」
概要
称号:北窗伏龍(ほくそうふくりゅう)
別名:白忘機(はくぼうき)、伏龍先生(ふくりゅうせんせい)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂神州II之蒼玄泣」から「霹靂天啟」にかけて、主要人物の一人として活躍した。
素還真の友人である英姿颯爽な文士。
識界と異度魔界が苦境に侵略する際、素還真の魂を体内に宿し、各勢力の間に斡旋した。
正体は儒教組織「學海無涯(がっかいむがい)」の奇才である。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂神州II之蒼玄泣 第18集 |
退場 | 霹靂天啟 第26集 |
根拠地 | 碧玄草堂 |
組織 | 學海無涯 |
恋人 | 月靈犀 |
友人 | 素還真、赭杉軍、不二做 |
同修 | 饒悲風 |
従者 | 蘅蕪 |
恩人 | 正亦邪 |
武器 | 荼蘼劍 |
所有物 | 文竹卷、吸音草 |
人物
黒髪に白い服、そして竹簡を手に振る舞う、英姿颯爽な文士。二つの魂を肉体に収納できる特異体質で、植物を操る能力も併せ持つ。識界と異度魔界が苦境侵略を図る時、友人である素還真の要請に応じ、その魂魄を一時期体内に収める。素還真の魂が体内にいる登場初期は、白忘機と名乗って、各勢力の間に斡旋した。
白忘機
はじめは識界で軍師を務め、表は識界に協力し、異度魔界と交戦させる。その一方、計略を駆使して、双方の兵力を削っていた。幾度もの戦いを経て、異度魔界の棄天帝が苦境に降臨。識界が大敗してしまい、識界の主・玄貘も絶命した。棄天帝の降臨により、苦境神州に大きな被害を受けてしまう。
苦境神州の破壊を防ぐべく、各地を奔走して、風之痕などの豪傑を要請に力を尽くした。激しさを増す異度魔界の侵攻を受け、戦闘の最中に重傷を負う。その傷が原因で、素還真の魂を収納できなくなる。素還真の指示を受け、素還真の魂を体内から分離して、定禪天の淨琉璃菩薩に預けた。魂が分離した後、今まで抑えてきた実力が解放され、以降は本名の曲懷觴で活動する。
曲懷觴
正体は儒教組織「學海無涯」出身の文士で、六芸を極めた奇才である。昔に師匠だった月靈犀と恋に落ち、師弟関係の恋愛は周りから許されず、一度出奔した。素還真の魂を定禪天に運ぶ際、暴走した鳳凰鳴の弟子・珠然を殺したことに加え、學海無涯から罪が問われる。後に許されるが、學海無涯に復帰したことで、組織内部の紛争と内乱に巻き込まれてしまう。
學海無涯で散々な目にあうが、正道としての立場は揺るぎない。素還真の復活を助けるため、不折之花を求める時に、魘毒に侵されてしまう。魘毒にかかった者は解毒しない限り、わずか数日で絶命する。不折之花と解毒剤のうち、一つしか手に入れない状況で、自分の命より素還真の復活に必要な不折之花を選んだ。
不見荷の助けによって、寿命が一か月延命される。残された命で、異度魔界に破壊された苦境神州の再興に力を尽くす。六銖衣が協力の下、常人では搭載できない帝王之氣を吸収し、藏青雲地で苦境神州を支える柱を修復した。傷だらけの体はついに限界を迎え、大義のために犠牲となり、壮絶な最期を迎える。
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- 公式人物資料(曲懷觴)※中国語